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EOS M100誕生!EOS Mシリーズ複雑すぎるので整理してみた2

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EOS M100 タイトル

こんにちは、ヒーニョンです。
EOS M100が2017年10月に発売となり、パソコン・デジタルフェアで実際にさわってきました。
EOS M10の進化版でアマチュア向けです。この記事ではM10とM100の違いから感じたことと、EOS Mシリーズがこれで7機種目なので、全体のまとめを書きます。

EOS Mシリーズのポジショニング

はじめにEOS Mシリーズ(ミラーレスカメラ)のナンバリングが分かりづらくなっています。発売された順に並べると

  1. EOS M(生産終了): 2012.9
  2. EOS M2(生産終了): 2013.12
  3. EOS M3(生産終了): 2015.3
  4. EOS M10: 2015.11
  5. EOS M5: 2016.11
  6. EOS M6: 2017.4
  7. EOS M100: 2017.10

ナンバリングが分かりづらくないかと、キヤノンの担当者に聞いてみると「販売した順番に番号が大きくなっているでしょう!」と笑顔でいうので言いくるめられました。今後はアマチュアが3桁、プロが1桁なのかな? それともmark2付けるのかな?

EOS Mシリーズを3つの(アマチュア、ハイアマチュア、プロ)グループに分けると次のようなバージョンアップになっています。

  • アマチュア: M → M2 → M10 → M100
  • ハイアマチュア: M3 → M6
  • プロ: M5

以前の記事「EOS M6誕生!EOS Mシリーズ複雑すぎるので整理してみた」でポジショニングマップを作成したのは、2017年3月でした。販売価格が変動しているので作り直してみました。
M3とM6に幅があるのは、左端部がボディのみ、右端部がEVF付きにしています。
前回はM6の発売で割高感があったのですが、だいぶ落ち着いた値段になってきました。今回はM100が新発売とあって割高感があります。
M5を買うには良い時期かと思われます。

EOSMシリーズポジショニングマップ2017 11

M100(後継機)とM10(前任機)の違い

M100で向上した主なスペックは次の通りです。

  • 有効画素数: 約1800万画素 → 約2420万画素
  • 映像エンジン: DIGIC6 → 7
  • 動画: FullHD 29.97p → 59.94p
  • 連続撮影速度: 4.6コマ/秒 → 6.1コマ/秒
  • 起動時間: 約1.6秒 → 約1.0秒
  • 撮影可能枚数: 約255枚 → 約295枚
  • 質量: 約265g → 約266g

大きな機能的な変化はなく、スペックが少し向上した、進化を遂げています。

M100をさわってみた

手にした第一印象はM10とどこが違うの? と感じました。サイズは少しだけ大きくなりましたが、体感的には分からないです。カラバリは3色で、ホワイトとグレーはツートンカラーになっているのがデザインの大きな特徴です。
EOS M100 斜め

アマチュア用なのでボタンはシンプルです。シャッターボタンを押せばある程度の写真が撮れるオート撮影が主な方に向いています。もちろんマニュアル、絞り優先、シャター優先、プログラムもできますが、メニュー操作なので操作性が悪いです。これを期待するならハイアマチュア用を購入しましょう。
電源ボタンを押してからの起動が速いのが嬉しいところです。
連射速度も体感して速さを感じるのと、2枚目の撮影に入れる間隔も短いのでベストショットも狙いやすいです。エンジンのDIGIC7はプロ用のM5とM6と同じですからね。
EOS M100 背面

180度チルト液晶はM10と同じです。ローアングルは良いのですが、ハイアングル撮影だと液晶が下に向かないのが痛いところです。
自撮り(動画も含めて)は画面が見やすく撮りやすいです。動画がやっとフルHDで60pに対応したので最低限の動画が撮影できるようになりました。4Kはまだまだ先のようです。
キヤノンさんの開発部門は写真と動画が別部門だそうで、仲が悪いのではと聞いてみたら「そうですね…」と誤魔化されました。仲良くしてウェアラブルカメラを早くだしてほしいものです。
EOS M100 正面

Mシリーズで撮れない写真がタイムラプスでしたが、M100で対応しました。インターバル撮影ができるのですが、アマチュア用なので細かなことはできないようで、僕としてはレリーズに対応して欲しかったです。でもプロ用ですね。

映像出力端子とSDカードは横からアクセスします。フタが開けづらいと思ったら、液晶を上げると簡単に開きます。
EOS M100 側面

EOS M10と同様にM100も女性がターゲットなので、オシャレなフェイスジャケットが9種類用意されています。グリップがあるので持ちやすくなります。
EOS M100 フェイスジャケット

注意が必要なのが、着用すると三脚穴が塞がります。そして、SDカードとバッテリーへのアクセスもできません。カワイイのですが、その代償が痛すぎます。
このMシーリズ全てのジャケットが痛すぎる現状を認知しているかキヤノンさんに聞いてみたら、分かっているそうです。次のモデルは頼みますよ。せめて三脚穴は付けて欲しいです。バッテリーまでできたら僕は買います。
EOS M100 フェイスジャケット内側

まとめ

執筆時点でM100はボディがAmazonで51,800円です。新製品とあって高いです。パフォーマンス的にみると4万円を切ってこないと買いではないと思います。現状でアマチュアの方にオススメするなら価格が30,700円まで下がったM10ですね。動画をある程度撮るならM100ですね。(ガッツリ動画を撮るなら別メーカーですがね)でも最新モデルが好きな方は、迷わずM100です。

蛇足ですが、
キヤノンオンラインショップ
でオフィシャルグッズを販売しています。Canon派のカメラマニアにはたまらない商品が目白押しです。レンズがマグカップで、ボディがコースターなんてズルい! 欲しすぎます。
数量限定で購入特典もありますので、お早めにチェックしてはいかがでしょうか?
EOS M100 CanonOfficialFanGoods

ではまたヾ(^^へ)

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