こんにちは、ヒーニョンです。
この記事で紹介する書籍は『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』です。
ジャンル | 倫理学・道徳 |
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評価 | |
読みやすさ | |
対象者 | 20代から60代の社会人 |
ページ数 | 249ページ |
必要性
人生において「お金」は大切なもの、しかし「お金」を使って楽しむことも大切なこと。
死ぬときに使いきれなかった「お金」を残すことは、もっと人生を楽しめた機会損失に他ならない。
そんな人生のお金の使い方が書かれた書籍です。
ちょっとネタバレ
構成
- ルール1 「今しかできないこと」に投資する
- ルール2 一刻も早く経験に金を使う
- ルール3 ゼロで死ぬ
- ルール4 人生最後の日を意識する
- ルール5 子どもには死ぬ「前」に与える
- ルール6 年齢にあわせて「金、健康、時間」を最適化する
- ルール7 やりたいことの「賞味期限」を意識する
- ルール8 45~60歳に資産を取り崩し始める
- ルール9 大胆にリスクを取る
「今しかできないこと」に投資する
本書で一番伝えたいことが、「今しかできないこと」に投資する
年を取れば体力が低下し、若いころのように体も動かなくなる。
すなわち、若い頃にしか楽しめないことなのに「お金」を無駄にするのを恐れて機会を逃すのはナンセンスだということ。
時間とお金を最大限に活かすためのカギはタイミングにある。
行動を取らないことへのリスクを過小評価すべきではない。
ゼロで死ぬ
死ぬ前に資産が尽きないようにしながら、生きているうちに金を使い切る方法に「長寿年金」と呼ばれる保険がある。
死ぬまでに必要な金 = 1年間の生活費 x 人生の残り年数 x 0.7
寿命の予測で寿命計算機というサイトがあるのでやってみるといいし、自分の推定死亡日までの日数をカウントダウンしてくれるアプリ(Final Countdown)を用いてお金を使う計画に役立てられる。
まとめ
「ゼロで死ね」衝撃的なタイトルで思わず読んでしまいました。
僕は無駄が嫌いな性格で、大学卒業のための単位取得も狙ってギリギリで卒業したり、死ぬまでの生活費が貯まったので仕事はセミリタイヤしました。
本書を読んで感じたのは、僕は節約人生で早期リタイヤしたので、若い頃にしかできなかった経験が乏しく、人生を振り返ってみて喜びが少ないと後悔しました。
この年になってバイクで日本一周とか無理だと感じています。
過去を悔いても変えられないので、残りの人生でお金をどう使うか計画しなおすきっかけになりました。
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