こんにちは、ヒーニョンです。
格安SIMで有名なUQ mobileさんのセミナーに参加してきました。
似たようなサービスにUQ WiMAXがありますが、どちらもUQコミュニケーションズという会社のサービスなのです。
色の変わったガチャピンとムックを見たことがあると思います。赤がUQ mobileのイメージ色で青がUQ WiMAXを指しているそうです。
UQコミュニケーションズの本社は品川駅の港南口を出てすぐの品川イーストワンタワーにあります。最高の立地です。
2時間ほどミッチリ勉強してきました。でも半分は懇親会でした。(#^.^#)
UQ mobileのプラン
料金系体が2種類存在します。
通話重視系
2017年2月22日から開始のプランで音声通話料金が定額なのが特徴です。
プランS、M、Lの3種類から選ぶことができます。通話は「ぴったりプラン」か「おしゃべりプラン」を選択します。データ容量を少なくして通話時間を大きくすることはできません。
上記の表で注意すべき点があります。
- 月額料金は14ヶ月目以降から+1,000円になります。
- データ容量は26ヶ月目以降から表記の半分になります。
- 無料通話時間は26ヶ月目以降から表記の半分になります。
おしゃべりプランは変わりません。
データ通信重視系
音声通話はあまりしない方向けのプランです。
データプランが2種類あり、3GBと無制限です。
音声通話プランは+700円で追加でき従量制でかけた分だけ(20円/30秒)通話料金が発生します。
上記の表で注意すべき点があります。
- データ無制限
- 3日間で6GB以上の利用で通信速度制限がかかります。
- 送受信最大500bpsと遅いこと
- 音声通話プランには最低利用期間が12ヶ月です。コレより早く解約すると違約金9,500円必要です。
良いこと
au系SIM
格安SIMでau系SIMは現在とても少ないです。所有している端末がau系の場合にはdocomo系の格安SIMが使えないケースが多いので、au系格安SIMが救いの神になるかもしれません。ただ動作確認済みの端末かどうかは必ず確認してください。
iPhone対応
キャリア(docomo, au, softbank)以外で唯一iPhoneを発売しています。現状ではiPhone SEだけですが、今後増えていくかもしれませんね。
iPhoneの対応もよく、執筆時点でSE, 6, 6Plus, 6s 6sPlusが動作確認済みです。iPhone7は確認中のようです。これなら他の格安SIMと変わらないのですが、au版に対応でテザリングも可能なのは僕が知るかぎりUQ mobileだけです。
通信速度
通信速度は驚きのキャリアに近いレベルで高速です。速度重視で格安SIMが欲しいならUQ mobile一択です。ただ注意が必要なのが今後どうなるか分からないのです。恐らく現在速いのは利用者数が少ないためだと思われます。利用者数が増えれば速度が落ちていくのですが、設備増強をどのようにしていくのか会社の方針が見えないのがリスクとなります。
おしゃべりプラン
5分以内の国内通話がなんどでも無料なのです。他社にもこういうサービスは増えてきているのですが、特出すべき点は専用アプリが不要で標準の電話アプリが使えるのです。
公衆無線LANサービス
無料でご利用いただける公衆無線LANサービス「Wi2 300 for UQ mobile」が無料で使えます。
ターボ切替
「UQ mobile データチャージサイト」でデータ容量の残量及び有効期限の確認、データ容量の追加、ターボ切替ができるます。
ターボ切替はデータ容量消費ゼロの節約モードと高速モードを切り替えます。
「UQ mobile ポータルアプリ」を使えばワンタッチで切り替えができます。
節約モードの送受信最大は通話重視系が300kbpsでデータ通信重視系が200kbpsと少し差があります。ちなみにIIJmioは200kbpsです。
僕が一番良いと思ったのが節約モードでの容量制限は無いのです。ただしデータ通信の3日間で6GBの制限はあります。IIJmioは低速のみ3日間で366MBです。
プラン変更
通話重視系の固定通話分無料の「ぴったりプラン」と5分以内無料の「おしゃべりプラン」は月毎に変更可能です。
キャリアメール
キャリアメールのMMS(XXX@uqmobile.jp)が月額200円で利用できます。キャリアメールのやり取りで迷惑メールにならないサービスですね。
残念なこと
おしゃべりプラン
おしゃべりプランの5分以内無料で専用アプリ不要でかけられるのは良い点ですが、テレゴング(188)やナビダイヤル(0570)が対象外となっています。特にナビダイヤルが非対応は痛いですね。
データ容量は翌月にくり越し
余ったデータ容量を翌月にくり越すサービスは多くなってきましたが、UQ mobileは上限があり、プランSの場合最大1GB、プランMの場合最大3GB、プランLの場合最大7GBとなります。使える容量の半分しかくり越せないのです。
速度制限
3日間で6GB以上使用すると速度制限が掛かります。節約モードに逃げることもできないので、一気に大量のデータ通信をされる場合は注意が必要です。
違約金
通話重視系では2年毎に自動で契約更新されます。更新月の26ヶ月目で解約しないと契約解除料が9,500円必要になります。
データ通信重視系では、音声通話プランを付けた場合に12ヶ月以内に解約するとき契約解除料が9,500円必要になります。
プラン変更
通話重視系とデータ通信重視系間を変更することはできません。
複数SIM
復数のSIMでデータを共有して使うことができません。各々の契約となってしまい。それぞれでデータ容量を消費することになります。
まとめ
通話重視系のプランは月額料金が変動するので注意がひつようです。違約金が発生しないのが26ヶ月目なので約2年(25ヶ月)使用するときのトータルコストを計算してみます。
プランS(2GB) | プランM(6GB) | プランL(14GB) | |
---|---|---|---|
1ヶ月目〜13ヶ月目までの費用(税別) | 25,740円 | 38,740円 | 64,740円 |
14ヶ月目〜25ヶ月目までの費用(税別) | 35,760円 | 47,760円 | 71,760円 |
25ヶ月間の合計費用(税別) | 61,500円 | 86,500円 | 136,500円 |
18歳以下であれば2年間1,000円アップされないUQ学割という制度があり通常より12,000円オトクになります。学生さんは検討の余地ありです。
プランMに近いIIJmioのプランは、6GBで5分以内通話無料のプランがあります。これは25ヶ月だと76,250円になり費用だけみるとIIJmioが有利になりますね。
IIJmioの料金については次の記事を参考にしてください。
UQ mobileでオススメできるのは、au端末の有効利用されたい方や、短命かもしれませんがキャリヤ並の速度が必要な方には良いと思います。
僕はデータ無制限プランが1,980円なので、2枚目のSIMに良いと思いました。ただ通信速度が500kbpsなのが実際にどこまで実力があるか気になります。
ではまたヾ(^^へ)
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