こんにちは、ヒーニョンです。
Surfaceシリーズに新しいラインナップが登場しました。その名は「Surface Go」!
うれしいことに発売前にさわれたので、ご報告。
モノづくりへの想い
はじめにSurface Goのプロモーションビデオを見せてもらい感じたのが、「Proじゃん!」見た目はProそっくりです。
Proが12.3インチでGoが10インチと小さくなっただけかもしれませんが、想像以上の魅力を秘めているので読者の皆さんにお伝えできればと思います。
マイクロソフト社でもユーザーの声を聞きながらモノづくりをしているそうで、Surface Goは次のような声にこたえたものとなっています。
- 気軽に持ち運びたい:
まだまだSurfaceは重い! もっと軽くしてほしい。 - 卒なくこなしたい:
そんなにパワーがいらない! Webブラウジング、メール、パワポをサクッと作るくらいできればよい。 - いろんなことをしたい:
ペンやタッチ操作が慣れると使い勝手がいい。 - すぐに使いたい:
ログインするのにパスワード入力は面倒!
Surface Goのキャッチフレーズは「もっとできるを、軽がると。」です。「軽がる」とは重さが522gで軽いという意味があります。また、CUPがIntel Pentium Gold(4415Y 1.60 GHz2コア, 4スレッド)でハードな処理をするのは厳しいですが、一般的なWebブラウジング操作は軽がるできるという意味も込められています。
CPUの能力としては、Celeron < Gold < m3位置づけですのでSurface Proの最廉価モデルよりも遅いです。
使う場所はオフィスで使うというより、デバイスを外に持ち出して使って欲しいそうです。キャンプでプロジェクターに映したりして使ってもらいたいそうです。
使ってもらいたいユーザーとは、
- 家族で使う:
子供はYouTubeを見る。父はゲーム。母はWebで買い物。 - 街に持ち出して使う:
セルフィを撮る。道を探す。 - 小中学生:
2020年までに小学校でプログラミングが課題になる。2022年までIT化に向け国が投資。 - 現場の人達:
現場監督などに、現場で写真を撮ってメールに貼り付けてそのまま送る
ハンズオン
プロモーションビデオや写真では伝わりませんが、Surface Goを目の前にすると、小さくて可愛いです。
本体をタブレットモードで持ち上げると軽さに驚きます。
価格
米国版は、「最廉価モデル399ドル」という価格が大きな話題になりました。日本での気になる価格は、
4GBのRAM、64GBのeMMC Wi-Fiモデル 64,800円(税別)
8GBのRAM、128GBのSSD Wi-Fiモデル 82,800円(税別)
えーと1ドル162円ですか! それはないよ(`ε´)
ライバルとなるiPad Pro 10.5インチは69,800円(税別)なので、比べると安いですね。
ちなみにSurface Proの最廉価モデルCPUがCore m3、4GBのRAM、128GBのSSD Wi-Fiモデル 105,800円(税別)です。
そして米国版と違うのが日本版一般向けはOffice Home & Business 2016が付いているので高いそうです。
発売は8月28日からで、すでに予約は開始しています。LTEモデルは遅れますが年内には発売する予定です。
最廉価モデルのストレージがSSDではなくeMMCになっているのが気になるところです。
読み込みや書き込み速度を順番に並べると「HDD < eMMC < SSD」なり、eMMCはSSDより劣ります。
iPad Proと形状比較
iPad Pro 10.5インチと形状を比較します。並べると大きさは、ほぼ同じです。
(写真左)Surface Go: 245×175mm
(写真右)iPad Pro 10.5インチ: 250.6×174.1mm
厚みはiPad Proが薄いです。
(写真上)Surface Go: 8.3mm
(写真下)iPad Pro 10.5インチ: 6.1mm
今回CPUにIntel Pentium Goldを採用したことによって8.3mmまで薄くできたそうです。Core i7では排熱処理できる空間が確保できないので、ハイスペックなCPUを積んだモデルの発売はないそうです。
重さはiPad Proが軽いです。
(写真上)Surface Go: 522g
(写真下)iPad Pro 10.5インチ: 469g
別売りのタイプカバーを付けても765gなので気軽に持ち歩けますね。
(写真左)Surface Go: 10インチ(アスペクト比3:2) 1,800×1,200px、217ppi
(写真右)iPad Pro: 10.5インチ(アスペクト比4:3) 2,224×1,668px、264ppi
Surface Goのベゼルの太さが気になるのですが、このベゼル部分に厚めの部品が組み込まれているそうです。
形状を見るとiPad Proに分がありますが、ここまで大きさが似ていてフルWindowsが入っているSurface Goは驚異的です。価格も安いですしね。
外観
右側面にインターフェースがあります。
- 3.5 mm ヘッドフォン ジャック
- USB-C(USB 3.1)
- Surface Connect ポート
キックスタンドの裏にはmicroSDXC カード リーダーがあります。
左側面にはLTEモデルならSIMトレイがあります。
本体外装はマグネシウム合金製なので傷には強いのですが保護したい方も多いと思います。Proにあるスキンシートが用意されるか聞いてみたら、まだ予定はないそうです。
上側面には電源と音量ボタンがあります。並んでいるので押し間違いが気になります。
外向きカメラは8.0 MPのオートフォーカス付きで1080p HDビデオに対応しています。
操作感
Surfaceペンは左側面にマグネットで固定できますが、試しに反対の右側面にすると、仮置き程度なら固定できます。上部は駄目でした。
Proと同じくWindows Hello対応の顔認証カメラ搭載しています。5.0 MPです。
キックスタンドが165度まで開くので、素早くスタジオモードになるのがいいですね。
液晶パネルは10点マルチタッチに対応し、Surfaceペン、Surface Dial(画面外対話式操作)に対応しています。
Surfaceペンで落書きしてみると、Surface ProやBook2と変わらない感覚で描けCPUの非力さは感じませんでした。
タイプ カバー
Surface タイプ カバー ポートはProとは互換性がなく形状が違います。ちょっと残念ですね。
Proはキーピッチ19mmのフルサイズですが、Goは約17mmのキーピッチです。僕は手が小さいので違和感なく使えましたが手が大きい方だと気になるかもしれません。打撃感はProと変わりませんでした。タッチパッドの大きさは限界まで大きく配置されてよかったです。
レザー素材のSurface Go Signatureタイプカバーは15,400円で、Surface Go タイプカバーは11,800円です。
指紋認証機能付きのタイプカバーはないそうです。
カラバリは4色あり、今回用意された試作機はUSキーボードでしたが、国内で発売されるのは日本語キーボードです。国内でUSキーボードも発売予定はあるそうですが、カラーがフラックだけのようです。
バッテリー
バッテリー駆動時間はビデオ再生で最長9時間となっています。Surface Proが13.5時間となっていて、僕が実際に使ってみて8時間だったので、実際にはSurface Goは5時間保たないかもしれません、気になります。
USB-Cポートからの充電にも対応しているので出先で簡単に充電できれば嬉しいのですが、スマホ用の一般的な6Wのモバイルバッテリーからは充電することはできませんでした。
電源アダプターはSurfaceConnect接続の24Wが同梱されます。大きさはSurface Proの44Wより小さくなるそうです。残念ながら現物を見ることができませんでした。
まとめ
サブ機として欲しいと思わせるのに十分な完成度だと思います。また、これからタブレットを買おうと思っている方には朗報な商品ではないでしょうか。普段はタブレットとして使うけど、ちょっとしたWindows仕事もこなせるのは心強いですね。
僕はiPad Proを持っていなかったら間違いなく購入していたでしょう。外出先でiPad Proでの編集作業は辛いのでSurface Goに買い換えたいと思うほどです。
購入するのに気になるところは、
バッテリーが実際どのくらい持つのか?
ストレージ64GBでアプリがどのくらい入れれるか?(データはmicroSDへ保存)
PhotoshopやLightroom Classicで、どの程度の作業ができるか?
ペットボトルの重さで、フルWindowsを持ち歩けるいい時代になりました。
ほしいなぁ
ではまたヾ(^^へ)
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