こんにちは、ヒーニョンです。
2017年6月5(日本時間6日AM2:00) WWDC17ことWorldwide Developers Conference(開発者向けイベント)が開催されました。今年は例年3月におこなわれるAppleスペシャルイベントが開催されなかったので、久しぶりのAppleの発表会です。いつもより長い2時間半の公演でした。
WWDCでは恒例となりつつある参加者の紹介です。
最年少はオーストラリアから参加のユマ君10歳です。すでに5本のアプリをリリースしているそうです。逆に最高齢の開発者は、日本からの参加のマサコさん82歳の紹介でした。
tvOS
Apple TVの話題は少ないのですが、Amazonがようやく参入してprime videoが見れるようになります。なかなか嬉しい話なのですが、これだけではApple TVを買いたいとは思えませんでした。
watchOS
Apple Watchの話題も少ないです。文字盤が増えますね。アクティビティがパワーアップやミュージックが使いやすくなるそうです。僕が期待していたのはヘルス機能で睡眠ログが欲しかったですね。そしてもう少しOS側で高速化して欲しかったです。
macOS
バージョン10.13はHigh Sierraという名前です。Highが付いただけが物がたるように、大きな機能は無かったです。
WebブラウザのSafariがChromeより80%早くなるそうです。使い慣れたブラウザを変えるキッカケになればいいですけどね。機能的に僕はChromeを使うと思いますが、たまにはSafariを見てみようかと思います。
先日iOSが新しいファイルフォーマットになりました。それに合わせてMacもAPFS(Apple File System)を採用します。
フォーマットの変更が簡単にできるのか分かりませんが、ファイルコピーのデモを見ると爆速になっていました。
MacとWindowsの大きな違いの一つにGPUのカスタマイズがあります。MacはAppleしか生産していませんからね。そこで遅れをとっているのがGPUの拡張性です。これを解消するためにUSB-Cポートを使って外部GPUを使うことができるようになるそうです。
描画を司るレンダリングのAPIのMetalが2へバージョンアップすることで10倍早くなるそうです。
これで、VR市場で遅れているMacがWinと方を並べることができるそうです。
新しいiMacは第7世代のCPU、KabyLakeを搭載し、Thunderbolt3(USB-Cポート)が2ポート搭載されます。
これにより、外部ディスプレイとRAIDシステムを繋ぐことができます。4Kディスプレイを2台まで繋ぐことが可能です。
スターウォーズの世界に没入するVRのデモを見て、サクサク動いていました。iMacがVR対応だと喜ぶユーザーも多いと思います。
iMacの日本での価格は、iMac 21.5インチ120,800円(税別)から、iMac Retina 4K 21.5インチ142,800円(税別)から、iMac Retina 5K 27インチ 198,800円(税別)からです。
昨年の10月に発売されたばかりのMacBook Proは第7世代のCPU、KabyLakeを搭載します。僕が持っているMacBook Proはもう型落ちになってしまいました。(T_T) どのくらい早くなったのかベンチマークが気になります。
無印のMacBookも第7世代のCPU、KabyLakeになり、カスタマイズでi7プロセッサーを詰めるのがいいですね。モリモリにすると214,300円です。MacBook Proを持っていなかったら迷いますね。
2017.06.07追記: 注意
MacBookの第7世代プロセッサーi5やi7は、実はKabyLake-YというY付きモデルなので前世代でいうところのm5,m7なのです。紛らわしいです。ファンレスだからそうでしょうね。だから、MacBookProのi5やi7のようなパフォーマンスはでないので注意しましょう。(T_T)
一番驚いた発表がiMac Proです。色がスペースグレーで厳ついですね。このニーズがあるのか心配なのですが、驚きました。
Xeonプロセッサで18コアまで選べるそうで、メモリは128GBまで変更可能です。Thunderbolt3が4ポートです。まさしくProですね。
発売は12月です。いったい価格はどうなるのでしょうかね?
外部ディスプレイ4台つなげれるそうです。凄いな。
何気なく写っている10キー付きのBluetoothキーボードが発売されます。Magic Keyboard(テンキー付き)が13,800円です。現在、色は白のみ発売しています。矢印キーも独立していて打ちやすそうです。
iOS
iOSは11になります。早いですね。iPadのiOSがパソコンに近づいたようなワクワクする進化です。iPhoneのiOSはマイナーチェンジの進化ですね。
メッセージアプリで個人間でお金の受け渡しができるそうです。これがあれば、借りパクなんて言葉は無くなりそうです。
翻訳機能も付いてくるそうです。でも日本語はまだのようです。
コントロールセンターの見た目が変わりますね。ボリュームが隣の画面なのが面倒だったのですが、この画面一つで済むのは嬉しいです。そしてカスタマイズできるそうです。
ライブビデオで撮ったものをキャプチャして写真にできるのですが、長時間露光したようなキャプチャは凄いです。手ブレとかどうなるのかな?
運転中のモードが追加されるそうです。運転中の電話やメッセージの通知に気を取られるのを防ぐことができ、連絡してきた人には、運転中であることを自動的に通知します。
MacはVRに力を入れてきましたが、iOSはARが凄いです。
iPad Proの9.7インチモデルが10.5インチになりました。
iPad Pro2というナンバリングはやめたみたいですね。
サイズはiPad9.7インチが240 x 169.5 x 7.5mm 469gに対して、iPad Pro10.5インチは250.6 x 174.1 x 6.1mm 469gです。重さは変わりませんが、少し大きく薄くなっています。
なぜ10.5インチにしたかというと、フルサイズのキーボードの幅に合わせたそうです。
大きさも変わればSmart Keyboardも専用の物がでます。日本語(JIS)キーボードもあるのが嬉しいです。
リフレッシュレートが120Hzになるそうでビデオやゲームがヌルヌル動くのでしょうね。状況に合わせてレートは変わって消費電力を押さえるそうです。
現時点で最速のA10Xです。
画像編集のデモを見ましたが、ヌルヌル動くグラフィック性能は凄かったです。
iPad Pro10.5インチは69,800円(税抜)から、12.9インチは86,800円(税抜)からです。
iPadのiOSについてです。App Switcherは使いやすそうです。Macのようなドックとミッションコントロールのようなアプリの切り替えはiPadがMacに大きく近づいたように感じます。
アプリ間でドラッグ・アンド・ドロップが可能になります。複数のオブジェクトをドラッグすることもできます。
FilesというアプリはMacでいうFinderです。ファイル構成を除くことができます。
有名なクラウドストレージが対応しています。
HomePod
Appleと音楽が恋をした?
新しいデバイスのHomePodです。
色々できるスピーカーですが、349ドル! ちょっと高くない?
発売は12月ですが、日本対応は遅れるようです。
公式サイトに出ていないので何ができるか、よく分からないのですが、Siriが使えて、良い音で音楽が聞ける。スピーカーは環境を判別して最適に調整した音を出すそうです。僕はあまり興味がないかな? でもマルチペアリングできて、全ての音をまとめてくれるなら気になるけどな。
まとめ
WWDCとしては珍しく、多くのハードを発表しました。欲しいものありましたか?
僕はiPad Pro10.5をポチってしまいました。一番安いモデルにしたのですが、税込み75,384円! キャンセルするかな?どうしよう?
最近、画像の編集をすることが多くて、iPad Proでサクサクと編集しているデモを見て欲しくなりました。Apple Pencilも評判が良いので欲しいと思っていました。でもさらにプラス10,800円どうしよう?
2017.06.17追記: 結局購入してしまいました。
「10.5インチiPad Pro のファーストインプレッションと旧モデルとの仕様比較」の記事を参照してください。
tvOS、watchOSと寂しい感じでスタートしたので、どうなるのか不安でしたが、ハードがでるとワクワクしますね。OSのAPIについて語られても一般消費者には分からないですからね。しかしARやVRのAPIが公開されていくのは、開発者としては頼もしいですね。
新しいハードがたくさん発表される中、何もなかったのがMac ProとMac miniです。9月には何かしら発表されるといいですね。
最後にAppleさんに言いたいのは新しいOSも嬉しいのですが、安定性をもっと良くして欲しいです。
ではまたヾ(^^へ)
こちらで購入できます
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