こんにちは、ヒーニョンです。
「プログラマ年収1000万円超えに向けて日々やるべきこと」で紹介した「ソフトウェア職人気質」の書評です。
ジャンル | 精神論 |
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評価 | |
読みやすさ | |
対象者 | 初級プログラマ |
ページ数 | 183ページ |
必要性
残念ながら執筆時点で絶版となっています。中古市場を探すしかない状況です。プログラマとして一流を目指すなら知っておくべきことが多く書かれています。ソフトウェア開発における古典書を10冊紹介していますが、一番基本となる書籍です。絶版になっている書籍を紹介するのは申し訳ありません。せめてKindleで復刊を願っています。
ちょっとネタバレ
ソフトウェア開発とは
ソフトウェア開発とは科学であるか、工学であるか、芸術であるか? 僕も本書に賛同です。10年以上現場で経験しましたが、ソフトウェア開発は芸術であると考えます。プログラムを書くことは芸術であり、本当にうまくなるためには10年を要するのです。
残念なIT業界
プログラマはより報酬の多い別の活動へと移っていき、しかも開発者としては頭打ちという状態から抜け出すために、管理者、起業家、研究者にならざるを得ない現状があります。これは身に染みて感じます。プロスポーツの分野で、花形選手よりもコーチの方に高い報酬が支払われているようなチームがどれだけ長くやっていけるかで、例えています。
まとめ
本書では「永続的な学習」が一番言いたかったことだと思います。プログラマになりたてのころは、言われなくても学習するのですが、仕事に慣れてくると学習が疎かになります。この状況が10年続くと、技術が変わり、やっていた仕事が別の物に置き換わり、できる仕事がなくなるのです。そして窓際に追いやられるのです。俗に言うプログラマ35歳定年説です。キャリアパスとして、ゼネラリストを目指すのか、スペシャリストを目指すのかには関係なく永続的な学習が必要だと考えさせられました。
ではまたヾ(^^へ)
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