こんにちは、ヒーニョンです。
2017年6月9日にDELL新製品発表会が開催され、参加してきましたのでレポートします。
発表されたもの
新製品が3機種発表されました。
AppleでいうところのiMacにあたるディスプレイ一体型パソコンで、狭額縁が特徴のフレームレスデスクトップというジャンルのパソコンが2機種です。
- Inspiron 24 5000
→「パソコン入門者には全力でオススメしたいDELLのオールインワンパソコンInspiron 24 5000 フレームレスデスクトップ」の記事を参照してください。 - Inspiron 27 7000
→「PCゲームをはじめるならDELLのオールインワンパソコンInspiron 27 7000 フレームレスデスクトップ」の記事を参照してください。
もう一つがInspiron ゲーミングデスクトップです。
→「リーズナブルなDELLのゲーミングマシーンInspiron ゲーミングデスクトップ」の記事を参照してください。
DELLのパソコンには大きく3つのカテゴリがあります。もちろん、それぞれのカテゴリにはノート、デスクトップがあります。僕が感じる違いをまとめておきます。
- Inspiron: 入門者向け
Inspironはインスパイロンと読みます。 - XPS: 上級者向け
エックス・ピー・エスと読みます。 - ALIENWARE: プロ向け(ゲーミングPC)
エイリアンのマークでおなじみです。
ということで今回は入門者向けのInspironの新製品となります。
でも、Inspironといっても侮ってはいけません。かなりパフォーマンスが向上しています。各製品のレビューは別に書きますので参照してください。
DELLの目指している方向
プレゼンには今年1月の製品発表会でも来日された、米デル シニア・バイスプレジデントのレイモンド・ワー氏が登壇されました。
日本語訳がされたのですが、少し聞きづらかったので間違えていたらごめんなさい。
DELLのビジネス状況
第一四半期の状況です。
DELLのグローバル全体で960万台出荷です。これは1日あたり10万6千台にもなります。途方もない数で想像がつきません。出荷ベースで6.2%の成長率になります。市場全体の伸び率が0.8%と微増のなかで、すばらしい結果だと思います。
昨年(2016年)の結果です。
DELLは4.7%の成長です。市場全体は-5.3%とマイナス成長で、ちょっと寂しいですね。PCベンダー上位10社の中でDELLは最も成長率が大きいそうです。
コンシューマーPC向けに絞ると、DELLは2%成長で、市場全体-10%で大きくマイナス成長です。スマホに喰われPC離れを感じさせます。コンシューマーPCベンダー上位5社の中でDELLは最も成長率が大きいそうです。
DELLの成長の理由
DELLがどうして成長をとげられたのかというと、イノベーションに対するこだわりが大きいそうです。
近年、企業の成長でいわれているイノベーションですが、僕はスティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーションを読みましたが、やり遂げるのは難しいです。熱意を持った社員さんが多いのでしょうね。
「最高の製品をお客様にお届けして、そしてお客様にご満足していただく」ために、DELLテクノロジーズという新会社を設立し年間の研究開発費の投資額は45億ドル(約4,950億円)もかけているそうです。
もちろん、結果もでていて、XPS 13 2in1ノートパソコンが非常に人気があるヒット商品となり、XPSシリーズだけで300以上もの受賞を受けているそうです。
2014年に筐体が最小であるという賞を受け、現在も死守し続けています。
COMPUTEX2017では、Inspiron 15 ゲーミング ゴールドアワードを受賞できたことが、一番の出来事だそうです。
マーケティング
ハリウッドの映画スタジオとタイアップ(スパイダーマン)して映画の中でDELL製品を使ってもらう映画のストーリーの中で見てもらう、コマーシャルも世界で展開しているそうです。
いまパソコンに求められているもの
現在のPC市場のプロセッサは、多くてもクアッドコアまでで、ユーザーからはもっとパフォーマンスが欲しいという要望が多く、調査してみると、ユーザーがPCを買い換える一番の動機はパフォーマンスをアップさせたいことが一番でした。
仕事を本格的にするユーザーは、デスクトップやノートPCを大型のディスプレイに繋いで使う状況が多く、特にパフォーマンスが求められるのはゲーミング分野です。ゲーミングの世界では良い結果、良いスコアをだすためには、PCのパフォーマンスが大前提です。そして年間約20億ドル(2,200億円)のペースで増えている産業です。
さらにパフォーマンスを求められるのがVRです。オキュラスやHTC Viveが使えるのが必須です。2020年までにアクティブVRユーザー数が2億1,600万人になるとも言われています。
パフォーマンスを出すために
AMDから8コアのCPUの話があり、DELLと目指すべき方向性が一致してタイアップしたそうです。
AMDからでたのがRYZEN(ライゼン)となります。僕は知らなかったのですが、発売日には秋葉原で大行列ができたそうです。
RYZENについては、AMDからPeter Chambers氏が登壇されました。詳しい内容は「DELLのパソコンに新たに搭載されるプロセッサーRyzenとは」記事を参照してください。
まとめ
先日のAppleのWWDCといい、今回のDELL新製品発表会でも、今後のパソコンのキーワードとなってきているのがゲーミングとVRですね。簡単なことはスマホでできる時代になり、パソコンが生き抜くにはハイスペックが必要とされる分野ですね。
僕はDELLのパソコンは会社で支給されたものを使っているのと、自宅でプライベートPCとしては2012年頃はよく使っていました。いろいろとあって現在は仕事は別メーカーのPCで、プライベートはMacを使っています。
故障率など気になりますが、今回の発表を聞いて、またDELLのパソコンが欲しくなってきました。
ではまたヾ(^^へ)
こちらで購入できます
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