こんにちは、ヒーニョンです。
ロジクールのクリエイティブ入力ダイヤルを搭載した高度なキーボードCRAFT KX1000sをメインキーボードにしようと思い、使っているのですが問題発生!
CRAFTには「メディア取り出しキー」が無い
CRAFTを使いはじめた初日、それは1日の作業が終了し、Macをスリープしようとしたときです。
いままではAppleのMagic Keyboardで「control + shift + メディア取り出しキー」を押してスリープしていました。
CRAFTの右上にあるカギマークのキーを押すとスリープではなく、ログアウトしてログイン画面になるのです。
僕はプログラマなので、マウスでスリープメニューを選ぶのは耐えられないです。
ロジクールのサイトを見ても、トラブルシューティングの検索方法がよく分からない。
そこでロジクールのサポートに電話してみましたが、繋がらない(`ε´)
メールサポートにしてみると返事はあるのですが、日本語が伝わらない。(T_T)
僕が英語ができればいいのですが、今更です。
いい値段がするキーボードだけに、購入が悔やまれます。
CRAFTでMacをスリープする荒業
いろいろと試行錯誤したのですが、長くなるので最終的にできた方法だけ書きます。
CRAFTには詳細な設定をするためのLogicool Optionsというアプリがあり、特殊キーをカスタマイズすることができます。
僕はロックキーの機能に「アプリケーションを開く」を割り当てて、スリープするアプリを自作しました。
スリープするアプリをどうやって作るかというと、Apple純正アプリのAutomatorを使い、次のスクリプトでスリープできます。
tell application “System Events” to sleep
次の画面を見ていただければ自作できると思います。
分からない方や作るのが面倒な方は次のファイルをダウンロードし、解凍して使ってください。念のためにウイルススキャンはしていますが、自己責任でお願いします。
sleep.app ダウンロード
スリープのショートカット
2018.07.14追記:
上記の方法でしばらく使っていたのですが、スリープではなくロックになることもあり動作が不安定なのです。CRAFTのドライバーの問題だと思ってアップデートを何度かやっても直らないので、どうしようかと思っていたら、よい方法を思い出しましたので紹介します。
不安定だったので、マウス操作でAppleメニューからスリープを選んでいたのですが、ふと気付いたのです。「スリープの横にショットカットの表記がないなぁ」
そこで思い出したのが、システム環境設定 > キーボード > ショートカット > アプリケーション でショートカットを割り当てられるのです。
Appleメニューは全アプリケーションにあるので、メニュータイトルを全角で「スリープ」とし、僕はショートカットを「option + command + Q」に設定しました。
するとメニューにもショートカットが表示されるようになりました。この純正機能凄くないですか!
これで「メディア取り出しキー」がなくてもキーボードからスリープできます。
キー変換
2018.07.14追記:
蛇足になりますが、システム環境設定 > キーボード > 修飾キー で特殊なキーをカスタマイズできる仕組みがあります。残念なことに「メディア取り出しキー」はないのです。これはこれでWinキーボードをMacで使うときに便利です。
Winキーボードの右上にはpauseキーが配置されていることが多い(CRAFTは違う)ので、これを「メディア取り出しキー」に変換したいなら、Karabiner Elements というフリーのアプリがあります。
これならほぼ全てのキーをカスタマイズすることができます。画像のpause > eject 部分がそうです。
CRAFTの右上のLockキーはKarabiner Elements では反応がなく変換できませんでした。
まとめ
いろいろと回り道をしましたが、「option + command + Q」でサクッとスリープできるようになったので良かったです。
今回、作成したスリープアプリ(sleep.app)を使えば、CRAFTでなくても、アプリケーションを割り当てる機能があるキーボードであればスリープすることは可能なります。また、アプリなのでMacのDockに格納することもできますね。お役に立てれば幸いです。
ちなみに、スクリプトでsleepの部分をrestartにすれば再起動、shut downなら終了になります。
ではまたヾ(^^へ)
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