PR

Beats Xによく似たワイヤレスイヤホンMacaw TX-80を1週間使ってみて感じたこと

この記事は約7分で読めます。

MacawTX 80 タイトル

こんにちは、ヒーニョンです。
以前の記事「いままでのBluetoothイヤホンの問題点を解決したW1チップ登載のイヤホンBeats Xにご満悦」で紹介したワイヤレスイヤホンBeats Xによく似た製品のMacaw TX-80を1週間使用してみてのレビューです。
この記事はgearbest様から商品の提供を受けて作成しています。

開封の儀

gearbest社の商品はリーズナブルな価格で商品を販売しています。購入すると海外から発送されてきます。
購入は https://www.gearbest.com/ のECサイトでのみで、Amazonでは購入できないので面倒なのですが、その安く購入できます。
執筆時点での実売価格がTX-80が3,912円、Beats Xが14,526円です。性能の差はありますが、かなり安いです。
上記サイトは英語なのですが、金額は日本円で表示されています。
僕は海外サイトから輸入の経験があるので大丈夫なのですが、初めてで英語での住所記載方法など分からないのでしたら、gearbest社の日本語ブログで輸入でつまづく点をまとめていますので、戸惑うのでしたら参考にしてください。

2019.10.10追記: リンク先が無くなったようです。

  • 発送について: http://gearbestjapan.com/gearbest-service-2/
  • 保証について: http://gearbestjapan.com/support/
  • 住所の入力について: http://gearbestjapan.com/adoresi/

配送方法によりますが、送料無料でも送ってもらえます。今回TX-80は発注してから9日後に手元に届きました。自宅に配達してくれてのは佐川急便でした。
海外からの輸入は、ほとんどの場合で簡易的な梱包です。Amazonの梱包は過剰すぎますが、輸入の場合はもう少しきちんと梱包して欲しいのが本音です。
MacawTX 80 梱包

今回レビューする商品はMacaW TX-80というワイヤレスイヤホンです。Beats Xに似ていますよね。
パッケージはとてもデザインが良いのですが、輸入による箱へのダメージはあります。
MacawTX 80 パッケージ

日本国内で使用するための技適(技術基準適合証明)に通っているので安心して使えます。
MacawTX 80 仕様

中身も高価なパケージングで好感が持てます。傷はありませんでした。
色は4種類で、ブラック、ブルー、ブラウン、レッドがあります。今回送っていただいたのがブラックです。
MacawTX 80 開封1

箱の底には、付属品が入っています。
MacawTX 80 開封2

本体、イヤーピース、USBケーブル、ポーチ、取説が同梱されていました。
取説には日本語はありませんでした。
MacawTX 80 同梱物

こちらの動画がgearbest社のPVです。

着用しているイメージはこちらです。

形状

TX-80の質感はBeats Xと比べても遜色ない仕上がりです。
全長を計測すると、

  • TX-80: 約91cm
  • Beats X: 約85cm

双方ともケーブルはきしめんタイプで平たいのでもつれにくいです。首周りは太めのケーブルで首にフィットする癖がついています。TX-80の方が少し硬いです。Beats X同様にイヤホンの左右はマグネットで引っ付くので首からかけるとペンダントになります。
MacawTX 80 BeatsX比較全長

本体の重さは、

  • TX-80: 約31g
  • Beats X: 約22g

Beats Xの方が軽いのですが、もともと軽いので、首にかけた感覚は同じです。

イヤホンはMMCXという規格のコネクタで取り外しができます。MMCXの他社のイヤホンを取り付けることも可能です。左右を入れ替えても聴くことができました。
洋服のスナップボタン(ホック)のようにパッチというかんじで接続します。簡単に取り外しできますが、取れ落ちてしまうような感じはしません。
MacawTX 80 MMCX

操作感

操作性で大きく違いを感じたのがリモコンの位置です。
Beats Xはアゴの部分にくるのにたいして、TX-80は鎖骨の部分です。
Beats Xはボリュームの大小ボタンが上下に並ぶため、上側のボタンを押せば音量が大きくなるので覚えやすいです。一方TX-80は横に並ぶため間違えます。
装着するときにBeats Xはリモコンが付いている方を左側にして装着すれば良いので左右の見分けが付けやすいのですが、TX-80は左右が対象なので装着するときに悩みます。
MacawTX 80 BeatsX比較リモコン位置

リモコンのボタンは凹凸があり押しやすいです。
iPhoneに接続したときですが、
Beats XやApple純正のイヤホンのリモコンは中央ボタンを素早く2回押すと次の曲に移動し、3回押すと前の曲に移動して便利なのですが、TX-80はリダイアルで電話を掛けてしまうのです。この誤操作がすごく恐いのです。これはTX-80に限った話ではなくApple社(Beats社)以外のメーカーは殆どがこの仕様なのです。なんでなんだろう? ボリュームと間違えて2回押すと悲惨なことになるので、僕は電話の履歴は消してリダイアルできないようにしています。サードパーティ製の一般的な動きですが、マイナスポイントです。
MacawTX 80 リモコン

マイクが付いているのでハンズフリーで通話ができます。また、中央ボタンを1秒ほど長押しするとSiriが起動するので、音声でiPhoneを操作できるのが便利です。

BeatsはAppleに買収されたこともあって、W1テクノロジーを使っていて、デバイスを替えてもペアリングが簡単なのが魅力です。TX-80はペアリングが面倒なかわりに、2台のデバイスをペアリング登録でき、同時に接続もできます。同時に音をミキシングして聴くことはできませんが、音がなっているデバイスを識別して音を出します。使いたいデバイスが2台であれば、かなり便利な機能です。

操作の補助として、英語で音声案内されます。英語がネイティブすぎて最初は何を言っているか分からなかったのですが、耳が慣れてきて分かるようになりました。中央ボタンに関係する操作は、power off(電源オフ)、power on(電源オン)、pairing(ペアリング)、connected(接続)と英語で案内されます。音色違いでの案内する製品が多いのですが、音声案内は分かりやすいです。あとバッテリーが切れる5分前から、battery lowと何度も案内が入ります。30分前からピッピッとなる製品もあり耳障りなのですが、5分前が適切だと思います。

BluetoothはClass 2なので、およそ10m程度の無線範囲です。Beats XはClass 1なので無線範囲は有利なのですが、実際に使ってみると、壁を隔てると途切れるのには違いがありませんでしたので、10mでも問題ないと感じました。

収納用のポーチは大きめの巾着で約14 x 20cmです。表面は撥水性のありそうなサラサラとした手触りで、中は少しクッション性がある生地です。
MacawTX 80 ケース

フィット感

カナル型イヤホンですので密閉式です。TX-80にはウイングがありません。
MacawTX 80 BeatsX比較イヤホン

イヤーピースが特徴的で、耳孔部分とは別に膨らみがあり、ココがウィングを兼ねていて、耳から落ちにくくなっています。
イヤーピースのサイズが2種類しか入っていません。また形が特徴的なので、替えのイヤーピースを手に入れるのは難しそうです。
MacawTX 80 イヤーピース

僕は耳孔が大きいようで、Beats Xでは一番大きなサイズがピッタリでした、TX-80も大きいイヤーピースが合いました。僕の耳でのフィット感ではBeats Xの方がよいのですが、TX-80も9時間ほど連続して着用してみましたが、落ちることも、耳が痛くなることもありませんでした。
MacawTX 80 BeatsX比較イヤーピース

高さはTX-80の方が少し高く、耳から飛び出る部分が少し大きいので、着用したままヘルメットを被ることはできませんでした。
MacawTX 80 BeatsX比較高さ

バッテリー性能

バッテリー部分の膨らみはTX-80が少し小さいです。
MacawTX 80 BeatsX比較バッテリー

連続再生時間(実計値)

  • TX-80: 約9時間(カタログ値 8時間)
  • Beats X: 約8時間(カタログ値 8時間)

5分間充電での再生時間(実計値)

  • TX-80: 約30分
  • Beats X: 約1時間30分(カタログ値 2時間)

充電時間(実計値)

  • TX-80: 約1時間50分(カタログ値 1時間から1.5時間)
  • Beats X: 約40分(カタログ値 45分)

充電はリモコン部分にmicro-USB端子があります。
フタがないのでUSBケーブルの抜き差しはしやすいです。むき出しですが耐水性能はIPX5あるので、多少の濡れには強いです。
TX-80のバッテリー保ちは良いのですが、小回りが効くのはBeats Xです。
MacawTX 80 リモコン充電部

音質

僕は音に鈍感なので、うまく伝えられないのですが、Beats XとTX-80を同時に聞いてみると、Beats Xの方が重低音が効いていてクリアな音に聞こえます。TX-80は少しチャカチャカしているように感じます。しかしTX-80が酷いというわけでなく、僕にはTX-80でも違和感なく聴けます。
技術的にはTX-80のコーデックがaptXなのでiPhoneが対応していないので劣って聞こえるのかもしれません。aptX対応のAndroidだとよい音がするかもしれません。Beats XのコーディクはSBCでiPhoneが対応しているので有利だったのかもしれませんね。

まとめ

輸入なので購入手続きが面倒なのと、届くまで時間が掛かるのですが、販売価格が約4千円と安く、質感は素晴らしく安っぽさは微塵もありません。Beats Xと比べると性能的に見劣りするところがありますが、価格差を考えるとTX-80はコスパに優れています。

ではまたヾ(^^へ)

こちらで購入できます

gearbest公式サイトでMacaw TX-80を見る。

関連記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました