こんにちは、ヒーニョンです。
動画再生端末は「Fire TV Stick」「Chromecast」「Apple TV」などありますが、結局のところ何ができるのだろうか?
ガジェット マニアとして知らないのは由々しき問題!
そこで、現在人気のある「Fire TV Stick Alexa対応音声認識リモコン付属(第2世代)」を購入して2ヶ月使ってみて感じたことをまとめます。
使い道
Fire TV Stickは動画再生できるだけではないのです。Webブラウジング、写真閲覧、音楽再生、ゲーム、ミラーリング、AIアシスタントができます。それぞれ細かく見ていきましょう。
動画再生
メイン機能の動画再生で重要なのが、見たい動画配信サービスが対応しているかどうかです。Fire TV Stickは対応しているものが多くて全てを書き出せないのですが、主な対応しているサービスを列挙します。
- プライム ビデオ
- YouTube
- TVer
- ニコニコ動画
- AbemaTV
- NETFLIX
- hulu
- dTV
- GYAO!
- U-NEXT
- フジテレビオンデマンド
- dアニメストア
- Twitch
- DAZN
- スポナビライブ
- TED
YouTubeが大画面テレビで観られるだけでも価値を感じます。そしてTVerで民放が生ではありませんが過去の放送分が観られるので、ますますテレビが不要になってきます。
2019.07.15追記:
Google社のYouTubeアプリが対応しました。
僕が使っていて気になったのが動画サムネイル一覧表示です。Amazonプライム会員が無料で観られるプライム ビデオがどれなのかが分からないです。PCやタブレット版と同様にサムネイルにprime帯をかけて欲しいです。危うく有料動画を観てしまいそうになります。
Webブラウジング
ブラウザは「Firefox」と「Silk」の2種類が用意されています。
ブラウザが動けば、Facebook、Twitter、InstagramなどのSNSやネットショッピングも可能です。テレビでGoogle検索できるとは驚きです。
写真閲覧
Amazonプライム会員なら無制限のフォトストレージが無料で使えるプライム フォトがあります。これが「Fire TV Stick」に対応しているので、家族旅行で撮った写真を大型テレビの前でワイワイ言いながら家族全員で観られるのです。
プライム フォトを使っていなくてもWebブラウジングできるのでFlickrなどのWebで観られるフォトストレージなら表示できますね。
音楽再生
音楽再生にAmazonミュージックが対応しています。テレビで音楽再生するメリットを感じないのですが、テレビに音の良いスピーカーを接続しているなら価値があるのかと思います。
音楽配信サービスで有名なSpotifyが対応しています。
ゲーム
ゲームはテトリス、麻雀、オセロ、マインクラフト、信長の野望、ファイナルファンタジーなど無料のものから有料のものまで、たくさんの種類があります。
付属のリモコンでの操作には限界がありますので、いろいろとゲームを楽しむならゲーム コントローラーを別途用意する必要があります。
ミラーリング
ミラーリングとは、パソコンなどの画面を別のディスプレーで同じように表示する機能です。
Miracast(ミラキャスト)に対応しているほとんどデバイスでミラーリングできます。
もう少し具体的にいうとAndroid4.2以降を搭載した端末(スマートフォン、タブレット)、Windows10のPCが対応しています。
端末が同一Wi-Fiネットワークに接続する必要がありますのでご注意ください。
残念なことにiOS(iPhone、iPad) および MacOS(iMac、MacBook)には対応していません。
しかしガッカリする必要はありません。純正機能ではできませんが、「AirReciever」というアプリを使えばAirPlayでミラーリングできるのです。(AirRecieverはAmazonで販売)
Fire TV Stickでこのミラーリング機能が最強だと僕は感じました。
iPhoneのYouTubeアプリで操作したものが無線で大画面テレビに表示されるのです。iPhoneが動画再生のリモコンになるんです。もちろんFire TV StickのYouTubeアプリでもいいのですが、iPhoneの操作性が勝りますからね。
次の画像がiPhoneの画面ですが、縦長画面なので小さく表示されますが、横向きにすれば大きく表示されます。
操作は簡単で、Fire TV Stick側の操作は不要で、iPhone側でAirPlay接続の操作をするだけです。
動画を再生すると自動的に横長で大きく表示されます。
いままで、プロジェクターで大画面で動画を観るときは、iPhoneにHDMIアダプターを付けて有線でプロジェクターに繋いでいましたが、ゲーブルが短いこともあって、操作するのに席を立ってプロジェクターまで行く必要があったのが不満だったのがミラーリング機能で解決できました。
他の用途を考えてみると、家族旅行の計画で、家族全員で小さなノートパソコンの画面は一斉に見れないので、ミラーリングで大画面テレビで共有できたら楽しいですよね。
「AirReciever」はAirPlayだけでなく、Appleミュージックなど接続できるものが増える便利なアプリです。
AIアシスタント
アレクサのAIアシスタントとしての機能があります。「今日のニュース」「今日の天気」「近くのコンビニ教えて」など声で質問すると、音と映像で教えてくれます。
操作性
設置方法はテレビのHDMI端子に接続し、USBで電源をとり、Wi-Fi接続すれば完了です。
動画をサクサク観られるように、裏ではASAP機能(Advanced Streaming and Prediction)によってユーザーの好みを学習して、事前にバッファリングして素早く再生できるように準備をしています。Fire TVを使い続けるうちに自動的に学習するので予測精度が増していきます。
僕も使ってみて動画の再生はストレスなく動作するように感じます。一方、アプリの起動は、パソコンと比べてしまうと、遅く感じてしまいます。
リモコン
Fire TV Stickの人気を支えているのが、付属のリモコンです。
円形ボタンの右側を1回クリックすれば10秒早送りです。長押しするとサムネイルが早送り再生し目的の位置を探せます。早送りサムネイル再生中にもう一度クリックをすると、さらに速くなります。速さは3段階まであります。
テレビを赤外線リモコンで操作する機能もあります。電源、音量、ミュートをコントロールできるので、動画を観るだけならテレビのリモコンは不要になります。動画によって音量調整はよくする操作なのでリモコンが一つにまとまって便利だと思います。
リモコンの電池を入れるときのカバーが開けにくいという声を聴くのですが、個体差があるのか、改良済みなのかわかりませんが、僕のリモコンは開けやすいです。
音声認識
先にAIアシスタント機能について説明しました。もちろん動画を声で操作できます。
声で動画を探したりできますが、種類が多いので誤認識が多くリモコン操作のほうが早いです。しかし、席を外すときに「一時停止」「再生」、挿入歌を飛ばすために「90秒進めて」やエンディング時に「次のエピソード」などが便利に使えます。
気になるのが、アレクサを呼ぶのにリモコンのマイクボタンを押すのが面倒に感じます。そこで僕はEchoシリーズ端末とペアリングをすることで、ハンズフリーでの音声操作に対応させています。マイクボタンを押す代わりに「アレクサ」と呼びかるだけなので楽すぎます。
Bluetooth
リモコンにはテレビと赤外線通信するボタンと、Fire TV Stick本体と通信するBluetoothがあります。よって本体とBluetooth対応の周辺機器が接続できます。
僕が試したものは、ワイヤレス イヤホン、キーボード、マウス、ゲーム コントローラーです。
プライム会員
プライム会員でなくてもFire TV Stickが役に立つこともありますが、やはりAmazonの商品なのでプライム会員に対するメリットは絶大です。
- プライム ビデオ
- プライム フォト
- プライム ミュージック
僕はプライム ビデオがあるからプライム会員になっているといっていいほどです。
まとめ
プライム ビデオとYouTubeが大画面で気軽に観られるだけでも大きな魅力を感じます。さらにミラーリングでiPhoneがパソコンの画面が表示できるのは、僕にとっては、これだけでも買って良かったと思う機能でした。
ではまたヾ(^^へ)
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