無線LANブロードバンドルーターのカタログを見ても意味がわからない人が多いのではないでしょうか?
自宅でWi-Fi使いたいだけなのに!でもできるだけ安く高スピードにするには、いろいろと勉強する必要があります。
所有している機器の規格を確認
11n, 11a, 11g, 11bなどと書いてあると思います。ここで特に注目するのが「11ac」があるかということです。
ちなみにiPhone5,5sは11acは無し、iPhone6から11acに対応しました。iPadはiPad Air2から11ac対応です。まだまだ少ないのが現状です。
「11ac」は何かというと通信速度が向上した規格になります。もし11ac対応の機器を持っているのであれば、ルーターも11ac対応にすると高速通信ができます。でも対応していないルーターでも通常の通信はできます。
高速通信
「11ac」に対応すると高速通信できると書きましたが、さらに高速にする方法としてアンテナの数を増やす方法があります。よってアンテナ本数と通信規格で最大速度が変わってきます。
11acを試してみた
使用したルーターは11ac対応のWN-AC1167GR(I-O DATA)を使いました。
Mac miniからLAN接続したときのプロバイダの速度を計測しました。
機器 | ダウンロード[Mbps] | アップロード[Mbps] |
---|---|---|
Mac mini(2014) | 82.80 | 68.07 |
各機器で5回計測して最大最小を除く3回の平均を取りました。
機器 | ダウンロード[Mbps] | アップロード[Mbps] |
---|---|---|
iPhone511nで接続? | 20.50 | 25.48 |
iPhone611acで接続? | 38.65 | 56.37 |
11nと11acの通信規格の切り替えは自動なので確証はありませんが、iPhone5だと11n接続で、iPhone6が11ac接続だと推測しています。
今回の結果では倍近く速くなりました。
カタログでは、IEEE802.11nで最大300Mbps、IEEE802.11acで最大867Mbpsとなっています。
ちなみにLTEでの速度も計測してみました。
機器 | ダウンロード[Mbps] | アップロード[Mbps] |
---|---|---|
iPhone6 | 8.40 | 1.59 |
やっぱりLTEといえどもWi-Fiに比べると雲泥の差がありますね。
これからは11acに対応する製品が多くなっていくと思われます。既にルーターを設置している方も多くおられるとおもいます。もし11acに未対応でしたら買い換えを検討してみてはいかがでしょうか?
ではまたヾ(^^へ)
こちらで購入できます
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