Apple AirPods Pro のバッテリー性能検証！持続時間と充電時間を実測

こんにちは、ヒーニョンです。
Apple AirPods Pro のバッテリー性能について、実際に持続時間と充電時間を計測しました。

仕様

Apple AirPods Pro の付け心地といったら、名前の通り「Air」空気のようで、付けているのを忘れるほど！それだけに24時間付けていたいと思うのですが、バッテリーがすぐに切れてしまう印象です。

Apple公式サイトの仕様をみると次のように書かれています。

AirPods Pro
1回の充電で最大4.5時間の再生時間（アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードをオフにした場合は最大5時間）
1回の充電で最大3.5時間の連続通話時間

AirPods Pro with Wireless Charging Case
24時間以上の再生時間
18時間以上の連続通話時間

充電ケースでの5分間の充電で約1時間の再生時間、または約1時間の連続通話時間
Apple公式サイト

この記事では次のことを実測し検証します。

• 1回の充電で最大4.5時間の再生時間
• イヤホンとケースの充電時間

バッテリー持続時間

計測時の設定

Air Pods Pro で音楽再生（Amazon Music）をしているときの設定は次の通りです。

• 音量50%
• 自動耳検出
• 空間オーディオ
• マイク自動

次の4種類の状態で計測しました。

計測結果

Appleの仕様通りの結果になりました。（計測に使用したAir Pods Proはほぼ新品）
ざっくり30分で10%減ると考えましょう。

ノイズキャンセリングをOFFにすると、持続時間は伸びますが30分ほどなので気にするまでもないほどです。音楽再生をせずにノイズキャンセリングで静かな環境にするといった使い方でも持続時間は変わらず約4時間30分でした。

Air Pods Proのイヤホンは左右のどちらか単独でも動作する素晴らしい機能があります。4回計測して、すべて左側が先にバッテリーが切れ、約10分後に右側も切れます。顕著に現れるのがグレーのグラフで外音取り込みです。4時間30分で左側が切れ、右側だけバッテリー残量表示になったためバッテリー残量が増えたように見えます。

左右同時に切れるように、マイクの機能をバッテリー残量が多い方に調整していると想定していたのですが、結果が違います。Web検索して調べると、切れ方にズレはあるのですが、約10分ではなく大幅に違い不具合のようです。ファームウェアの更新、再ペアリング、修理などで直しているようです。

改めて僕の環境を確認して気がついたのが、椅子に座って計測しているとき左側で扇風機を回していたのです。そのため左側イヤホンに大きく負荷がかかったようです。

バッテリー充電時間

計測時の設定

充電は次の4つの方法で計測しました。

USB充電は、過剰であるが90Wの電源アダプターからUSB-C to Lightningで接続しました。5V、0.3Aでているので約1.5Wです。

ワイヤレス充電は高出力のものを持ち合わせていません。BOOST↑UP™ ワイヤレス充電パッド（7.5W）を使いました。

計測結果

イヤホンをケースで充電した場合（青）と、イヤホンとケースを同時にUSB充電した場合（赤）は、イヤホンの充電速度に大きな違いはなく、イヤホンは約50分で充電完了します。

ケースの充電が後回し（ピンク）にされますが、ケースのみを充電した場合（緑）と充電速度に大きな違いはなく、ケースは約2時間10分で充電完了します。

イヤホンを1回充電するとケースは約20%容量が減ります。ケースはイヤホンを5回充電できるので、イヤホンとケースが満電なら6回 x 4.5時間 = 27時間再生可能です。しかし、イヤホンをケースに収納しイヤホンが充電完了状態の待機状態になると、ケースは20時間で約3%減っていました。（イヤホンを収納していないときケースの残量は減らない）

ワイヤレス充電は遅くて計測を途中で断念しました。2時間で33%なので、約6時間で充電完了です。

まとめ

常にAirPods Proを装着したいなら、2個買うか、次の新モデル発売で買い足すのが有益です。しかし安い買い物ではないので、一時的に片側運用するしかありません。イヤホンは80%までは高速充電なので、10分で40%充電できます。「イヤホンの容量が40%になったら片方10分ずつ充電する」これを2時間毎に繰り返せば終日使えます。バッテリー寿命を考えると40%から80%の間を使えば、劣化は最小限に抑えられます。

ではまたヾ(^^へ)

こちらで購入できます

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