こんにちは、ヒーニョンです。
2017年4月21日にDell VR ゲーミング体験イベントに参加してきました。
PlayStation VRが発売され一気にVR(バーチャルリアリティ)という言葉を耳にする機会が増えてきました。今回はPCゲームのVR事情について話を聞き、実際にVR体験してきました。
プレゼン
Dell
Dellゲーミングマーケティングマネージャーの柳澤氏によるプレゼンは、一般的なPCの使用方法では3年前のPCで性能が十分であり、買い換え時期が延びていて販売台数が伸び悩んでいます。しかし、VRの影響でハイスペックなゲーミングPCの需要は伸びてきているそうです。
海外アメリカではプロゲーマーが多く存在し、eSports(エレクトロニック・スポーツ)というゲームで競い合うスポーツがあり賞金総額20億円の大会もあるほど、盛り上がっています。
秋葉原にあるALIENWAREストアでは、ゲーム実況ができる設備がそろっているのですが、先日から一般公開され誰でも利用できるようになったそうです。
電通
電通の足立氏によるプレゼンは、いろいろなVRの実例について話されました。
VRのことを人から話を聞いても理解できないので、実際に体験して欲しいとのことです。
VRを体験して感じるのが「没入」です。仮想空間に自分が入り込んでしまうのです。
一本橋を渡るVRは、本気で足がすくんでしまいます。
スポーツも体験することができ、場所や季節は関係無くなりますね。
インテル
インテルの小澤氏によるプレゼンはVRとCPUの関係についてです。
VRをはじめるのにGPUが大切なのですが、CPUも大切ですよ!という話です。
第7世代のCPU(Kaby Lake)はi3を基準にするとi5は37%、i7は51%高速なVR体験ができるそうです。
VRをはじめるのに、どれを買ったらよいか分かりづらいので、VRマークを付けるそうです。
ヘッドマウントディスプレイ
PCでVRをするのに必要なものがヘッドマウントディスプレイです。2017年現在ではバイブ(HTC VIVE)とオキュラス(Oculus Rift)の2社が争っています。
バイブ(HTC VIVE)
左にある背の高い装置がセンサーです。写真では1つですが、2個付属しています。スタンドは別売りです。
センサー2機を対角とする矩形の中が操作可能な範囲となるのでトラッキング範囲が広く動き回れます。しかし部屋に設置するのが少し面倒ですね。PC側にケーブルを繋ぐ必要がないのは楽なポイントです。
ヘッドホンは別売りです。一般的なヘッドホン、イヤホンで構いません。
約11万円です。
ヘッドマウントディスプレイを着用してみると、僕にはフィット感が良かったです。メガネを付けたままでも大丈夫でした。
オキュラスと比べると重たいのですが、僕は気になりませんでした。頭を頻繁に動かすなら注意した方が良いです。
コントローラーは未来的でカッコイイです。
体験用のVRソフトでは、ヘッドマウントディスプレイを通してコントローラーを見ると武器に見えるのです。そして奥行きがありますが、違和感なく掴むことができます。これは凄いと思いました。
体験用のゲームではコントローラー裏のトリガーを引くと弾がでました。
ボタンが少ないので、直感的な操作にむいたコントローラーです。
オキュラス(Oculus Rift)
オキュラスのセンサーはバイブと比べて、小さくスタンド型なので机に設定します。はじめは1個しか付属していませんのでヘッドマウントディスプレイで360度見ることはできますが、コントローラーは操作できません。そのためコントローラーは別売りです。コントローラーを含めた価格は約8万円です。
センサーを2個用意すればコントローラーを操作できますが、広範囲に動き回るのなら、さらに追加のセンサーが必要になります。センサーはPCに接続する必要があります。
オキュラスのヘッドマウントディスプレイをはじめて着用したときは頭が痛くなったのですが、2回目は問題なかったので締め方によるものだと思います。メガネは着用できませんでいた。
ヘッドホンはヘッドマウントディスプレイ一体型です。
鼻の部分が大きく空いているので、隙間から外が少し見えます。便利な面もあるのですが、没入感は下がります。
バイブと比べるとボタンが多く、細かな操作が必要になるゲームにはむいています。
今回の体験用のゲームでは人差し指のトリガーのみの操作でしたが違和感ありませんでした。
ロードバイクのVR体験もできました。ブレーキはありませんでしたが、ギアチェンジができてペダルの重さや振動は本物ですね。本体は固定されていて倒れないのでバランスを取る必要がないし、風も感じないので、本物の自転車に乗っている感覚にはなりませんでした。
ゲーミングPC
Inspiron 15 7000 ゲーミング
ゲーミングPCといえば、ALIENWAREなのですが高価ですので、入門用のゲーミングPCとしてInspiron15 7000ゲーミングがあります。このPCを使ったVR体験はできませんでしたが、ストリートファイターのゲーム画面はキレイでした。
ALIENWARE 17
体験用のVRを動かしましたが、ラグもなく快適でした。
ALIENWARE ALPHA
ALIENWAREシリーズで日本に公開されていなかった最後のマシーンがALPHAです。
左の大きな筐体がPC本体ではありません!これは外付けのグラフィックカードを繋ぐものです。
PC本体はMac miniと同じぐらいの大きさです。CPUがまだ第6世代なのが残念ですね。
でもこの大きさなら欲しくなりました。
残念ながらALPHAでのVR体験はできませんでしたが、デモで流れているCGはキレイでした。
まとめ
VRを体験して没入を感じることができました。こうなるとパソコンのディスプレイが27インチだのトリプルディスプレイだの関係無くなり、360度ディスプレイですね。さらに奥行きもあるので想像が膨らみます。
現在はまだヘッドマウントディスプレイが大がかりですが、そのうちにメガネサイズになり、最終的にはコンタクトレンズになるのでしょうね。
現在、パソコンから揃えると30万円くらいかかりますが、庶民でも買える時代になってきました。2020年の東京オリンピックはVRで見るかもしれませんね。
Dellさんのイベントはいつも食事をだしてもらって感激です。でも僕にはお洒落すぎですね。
いつもありがとうございます。貴重な体験できました。
ではまたヾ(^^へ)
こちらで購入できます
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