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EOS M3 にパンケーキレンズEF-M22mm F2 STMを付けて絞り優先(Av)撮影テスト

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EOS M3 Av撮影

こんにちは、ヒーニョンです。

EOS M3 使えば使うほどに気に入ってきています。(*^_^*)
今回の記事は、EF-M22mm F2 STMで近距離撮影で、止まっているものを撮影することが多いので、このときには、絞り優先で撮影することがほとんどなので、絞り優先モード(Av)でのテストになります。

絞り優先をアルファベットでAvと書くのですが、これは「Aperture Value」の略です。ちなみにシャッタースピード優先のTvは「Time Value」です。

ボケ

良いカメラで写真を撮りたい理由の一つがボケのある写真が撮れるからではないでしょう。
テストの被写体としてダンボーにお願いしました。撮影距離は次の通りです。

  • 中ダンボー: 15cm(単三ダンボー)
  • 右ダンボー: 30cm(エコパックダンボー)
  • 左ダンボー: 45cm(Amazonダンボー)

※テスト写真は掲載容量を減らすために、画素数を落としJPEGminiで最適化しています。その他の加工はしていません。

(A) F2.0で中ダンボー(15cm)にピント

左右のダンボーはボケすぎて消えそうです。
F2 0で中ダンボー

(B) F2.0で右ダンボー(30cm)にピント

右ダンボーからの左ダンボーと中ダンボーの距離は15cmと同じなのに前ボケ(中ダンボー)の方が激しいですね。
F2 0で右ダンボー

(C) F2.0で左ダンボー(45cm)にピント

右ダンボーに着目すると、15cm後ろにピントと15cm前にピントだと前にピントがあったほうがボケやすいですね。
F2 0で左ダンボー

ここまでの(A)(B)(C)3枚のテスト写真はF2.0(絞り)でした。F値は小さいほど絞りを開ける(光を多く取り込む)ことになります。F値を小さくできる限界はレンズによって変わってきます。一般的に高価なレンズほどF値は小さく明るいレンズといわれます。「EF-M22mm F2 STM」はF2と書いてあるので、F2.0まで小さくできます。

F値を大きく

今度は絞りを閉じてF値を最大のF22.0に変更します。

(D) F22.0で中ダンボー(15cm)にピント

(A)の写真と設定の違いはF値だけです。とても同じカメラで撮影したとは思えないですよね。
F22 0で中ダンボー

(E) F22.0で右ダンボー(30cm)にピント

中ダンボーと左ダンボーは少しボケていますが、認識するのには問題ないレベルです。
F22 0で右ダンボー

(F) F22.0で左ダンボー(45cm)にピント

やはりそれほどボケないですね。
F22 0で左ダンボー

F値を大きくすればピントが合う範囲が広くなります。
F2.0とF22.0でピントが合った部分をよく見比べていただくと、F22.0の方が画像が粗いと思いませんか?
実はF値を大きくすると光が入りにくくなるのでシャッタースピードが落ちてしまします。そうすると手持ち撮影では手ブレが発生しやすくなります。そこで対策としてISO値(感度)を大きくしてシャッタースピードを上げるのです。ただし、それと引き替えに画質が悪くなります。(T-T)



写真って奥が深いですね。ちなみに(A)(B)(C)はISO100にしてシャッタースピードが1/15です。そして(D)(E)(F)はISO6400でシャッタースピードが1/10です。
僕は1/10は手持ちの限界で、手持ちでも腕を壁や床などに固定しないとブレてしまいます。

撮影距離

3体のダンボーに協力してもらい、カメラからの距離をそれぞれ15cm, 30cm, 45cmとしました。
では、この距離はどこからの計った距離でしょうか?レンズの一番飛び出している部分ですか?それともレンズのマウント部分?
正解はカメラ本体をよく見ると「Φ」のような印が付いています。これが距離基準マークといって、撮影距離の基準になっています。
カメラ距離基準

最短距離撮影

レンズをよく見るとEF-M22mm F2 STMの場合、「MACRO 0.15m/0.49ft」と書いてあります。この数値が最短撮影距離になります。よって15cmまで近づいてもピントが合います。ftはフィート単位で表しています。(1ft=30.48cm)
レンス最短撮影距離

どうしても大きく撮影したいときは、F値を大きくするとピントの合う範囲が広くなることを利用して、F22.0で中ダンボーを11cmまで近づけて撮影しました。
F22 0で中ダンボー11cm
15cmと比べると随分大きく撮影できますがピントは少しズレていますね。(T-T)

まとめ

絞り優先モードでの撮影は楽しいです。ファインダーで見ている映像と違う写真が撮影されるので、そのギャップが良い方向だとうれしいですね。

ではまたヾ(^^へ)
つづく…

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