こんにちは、ヒーニョンです。
半年前から予約していて待ちかねていたJALとANAの機体工場見学にいってきました。
JAL 機体工場見学
機体工場見学は羽田空港に隣接したとところにあります。
最寄りの駅は東京モノレールの「新整備場」です。快速は止まらないので注意しましょう。
新整備場駅の改札を出て地下通路を少し歩いて地上にでると、そこは目的地のJALメンテナンスセンター1です。
少し引いた写真です。右側のファンスを覗くと、
滑走路が見え、間近を飛行機が行き来してます。
食事をする場所がないないのですが、ファミリーマートが1件あります。機体工場施設内では食べられないので、外のベンチで食べるしかありません。
JALメンテナンスセンター1の入口です。どこから入って良いのか不安だったのですが、
入口に案内があるので分かりやすかったです。
中に入れるのは、予約した時間の30分前からです。JALの機体工場見学は30分前に入れるように待機しまよう。理由は後述します。
入口の警備さんに機体工場見学に来たことを伝えると、すぐ前の玄関から入るようにいわれました。
玄関を入ると直ぐに、受付の方が歓迎してくれて、入館パスをもらって中へ進みます。
エレベーターで上へあがると、そこには展示エリアが広がっています。見学する時間が約30分用意されているのですが、開始時間まで自由に見学できるので、早めに入館した方が良い理由です。
とても広々としていて、じっくり見るには、早めに入館しても足りないくらいです。
コックピットが身近にみれてテンションが上がります。
まじまじと眺めていたら、案内の方から「座ってもいいですよ!」貴重な体験できました。
少し広がったスペースでは記念撮影ができます。
子供が優先なのですが、パイロット、キャビンアテンダントの制服を着て写真が撮れるのです。
JALグループのキャビンアテンダントの歴代制服が一堂に見ることができます。これは男性にとってうれしいですね。
僕はもちろん生まれてないのですが、1966年のビートルズの来日の映像は有名ですね。ハッピの実物を見ることができます。当時ファーストクラスに用意されていたハッピを着ていた理由が、スチュワーデスが日本人が喜ぶとジョン・レノンに薦めたら、良いアイデアと言い、他のメンバーにも薦めてくれたそうです。
ファーストクラスの座席です。本皮で高級感がありすぎます。庶民には拝むことすらできないですね。
ファーストクラスのひとつ下がクラスJです。このクラスのこと知らなかったです。
クラスJの下がビジネスクラスです。これらな飛行機の前方に配置されているので、見たことがあります。
実際に座ってリクライニングを体験することができました。これベットですね。エコノミーだと背もたれを倒すのも気を使ってできないのですが、ビジネスは後ろを気にする必要もなく快適ですね。
機体工場見学の開始時間になるとスライドを使って航空教室がはじまります。知らないことばかりで勉強になりました。
他国の上空を通るのにお金を払っているそうです。もちろん日本上空を飛ぶ海外の飛行機は日本に8万円ほど払っているそうです。驚いたのが、アメリカは太っ腹で無料だそうです。
航空教室が終わると、休憩時間が約30分ほどあり、この間に展示エリアを見学できます。
そして、いよいよメインイベントの格納庫見学です。
格納庫の大空間に圧倒されるのですが、入ってすぐの広場に僕の身長より大きな模型が無造作に置かれています。
よく見るとリモコンがあります。これラジコン飛行機で社員さんが作ったもので、実際に空を飛ぶそうです。すごすぎます。
建物の奥行きは100mほどあります。飛行機の部品が取り外されていたり、足場が架けられていてワクワクします。
飛行機が入ってくるゲートが開けられていたのですが、目の前は滑走路で大迫力です。
いろいろな飛行機が並んでいてカッコイイです。
飛行機に間近まで近寄ることができます。
近くで見るほど、大きさをさらに感じます。
これが一番有名なボーイング777です。全長が約70m、全幅が約60mです。
格納庫の前はA滑走路というそうです。格納庫の扉は西に面しているので、昼を過ぎると逆光になり写真が撮りにくくなります。この写真は13時ごろなので太陽が見え始めています。外の写真を撮ること考えると午前中の見学が良いかと思います。
扉の外に出ることは禁止されています。
機体工場見学の参加記念として、ガイドブックと入館パスがもらえました。入館パスのストラップは携帯電話もぶら下げることができます。
展示エリアの奥にはJALグッズショップがあり、休憩時間に購入することができます。社員さんも利用していてコンビニのように飲食物も売っていますが、館内では食べられません。
企業Tシャツを集めているので、1つ購入しました。
ANA 機体工場見学
ANAの機体工場見学はANAコンポーネントメンテナンスビルです。僕は間違えてANAエンジンメンテナンスビルに行ってしまい遠回りしてしまいました。真っすぐ行っても徒歩15分ほど掛かり、遠回りをすると30分も掛かるので注意してください。
JALメンテナンスセンター1の前の道路を進めば到着です。写真の向きとは逆の後方へ進むのですが、写真の奥を見ると管制塔が見えます。その奥に小さな管制塔もあります。羽田空港の新滑走路のD滑走路ができたときに、小さな管制塔では目視できないので、新しい管制塔ができたそうです。116mあり世界で3番目の高さです。
少し歩くとオレンジ色のクルクル回っているレーダーが見えます。これが空を飛んでいる飛行機の位置を調べているそうです。これで関東全域を網羅するそうです。パイロットと通信するのが、奥に見える丸いテーブルの上に針がたくさん立っている設備です。
道の途中で案内がないので不安になりますが、真っ直ぐに進むと上空に渡り廊下がある建物が見えます。はとバスが止まっている前が受付の入口です。
ANA機体工場見学は事前に必要事項を書いた書類を用意する必要があります。受付で書類を渡すと、入館パスがもらえます。
100名ほど入れそうな会議室でスライドを見ながら説明を受けます。
会議室の内には、展示物が並べられています。
デコレーション機体の模型が多く飾られていました。
飛行機の説明にはよくでてくるピトー管です。
会議室の隣には、体育館のような空間があって記念撮影ができます。
JALの展示エリアと比べると物足りない感じがします。ひと通り見て回るために受付は10分前までにしましょう。
スライドの説明はJALとは内容は違うので、ハシゴしても十分に勉強になります。
新しくできたD滑走路ですが、多摩川の河口に位置していているので、半分が埋め立てではなく桟橋構造で作られています。川の流れをとめないように配慮しているそうです。
説明が終われば、順番にヘルメットをもらって格納庫へ向かいます。
格納庫の広さや雰囲気はJALと変わらないですね。
しかし、状況が違っていて楽しめます。次の写真をよく見ると、床の空きスペースが飛行機の形をしていますね。ここにスッポリと飛行機が収まるのです。
ANAの格納庫も西に面しています。写真は15:00時なので逆光が厳しすぎます。
床の赤い線にそって機体が真っ直ぐになるように止めるそうで、失敗したら何度でもやり直すそうです。
飛行機に足場が掛かっています。残念ながら足場に登ることはできません。
動いていないので、エンジンの間近までよることができます。ビデオで見たのですが、ジェットエンジンの後ろに車を置き、噴射すると、車は吹っ飛んでいくほどの威力です。
ボーイング787のエンジンは後方がギザギザしているのが特徴です。これは、エンジン音の減少のためだそうです。けしてカッコイイからではないそうです。エンジンのロゴをみるとロールス・ロイス製なのです。
離陸した飛行機、待機している飛行機、ドックに入っている飛行機、いろいろ楽しめます。
むき出しの車輪とエンジンが置かれている珍しい光景です。
車のタイヤと違って、飛行機のタイヤは、曲がらないので縦にしか溝がないのが特徴です。タイヤのメーカーはいろいろなところから購入しています。1社にしてしまうと、購入できなくなったときにリスクだからだそうです。
エンジンむき出しです。ロケットの部品のようですね。
羽田空港内は公道ではないので、一般的なナンバープレートは不要なのですが、特別なオレンジのナンバープレートがないと走ることはできないそうです。
整備士の命ともいえる工具箱です。整然と並んでいます。一つひとつ名前が書かれていて、施錠されています。作業に入る前に中身を確認して、作業後に全てあるか再度確認するそうです。1つでも見つからない場合は、チームの連帯責任で全員で見つかるまで探すそうです。機内に置き忘れたら、場所によっては命にかかわる事故になりますから徹底しているそうです。
格納庫見学が終わり、会場に戻るときの通路には、魚類学者のさかなクンが来られたときに書いてくれたイラストが飾られていました。絵が上手ですね。
受付の脇にはセブンイレブンがあり、ANAグッズが変えます。残念ながらTシャツはなかったです。
ANAの機体工場見学では、入館パスとガイドブック、ボールペンがもらえます。左下のステッカーはクイズに正解するともらえます。
まとめ
機体工場見学は無料です。しかし予約が必須です。次のサイトでインターネット予約できます。
直近だと、ほぼ満員で予約できないです。5ヶ月先でなんとか選べます。(6ヶ月前から予約可能)工場は年中無休で24時間体制ですが、見学は土日祝はできません。難易度が高い工場見学になります。
格納庫内は冷暖房設備がないので外気温と同じです。夏場は暑いし、冬場は寒いので注意しましょう。
せっかく行くならハシゴして2社を見学したいですね。JALとANAの移動に15分かかるのを配慮して時間を選んでください。JALは30分前、ANAは10分前に入館するように調整しましょう。写真撮影を楽しみたいなら午前中の逆光の影響が少ない時間をオススメします。
JALの見学可能時間
- 10:00~11:40
- 11:30~13:10
- 13:00~14:40
- 14:30~16:10
- 16:00~17:40
ANAの見学可能時間
- 10:00〜11:30
- 13:00〜14:30
- 14:00〜15:30
- 15:00〜16:30
食事は飲食店はないです。晴れていれば、コンビニで購入して、新整備場駅の地上出口にある外のベンチで食べることができます。
ではまたヾ(^^へ)
こちらで購入できます
hogan 1/200 B777-200 JAL |
ハセガワ 1/200 ANA B777-300 プラモデル 10 |
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