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Mac miniのBluetooth問題 Beats Studio ワイヤレス オーバーイヤーヘッドフォンが音切れ! やっと解決かな? 2

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OSインストール

こんにちは、ヒーニョンです。

前回の記事では、Appleサポートに連絡する方法を書きました。今回は実際に受けたサポートのオペレーションを書いていきたいと思います。今回紹介する方法で、僕の症状は直りませんでしたが、もしかしたら直る方もおられるかもしれないので、すべて書き残します。

ペアリングのやり直し

Bluetooth系のトラブルだとペアリングのやり直しは基本ですね。

  1. システム環境設定アプリを起動し、Bluetoothを選びます
  2. 問題のディバイス(Beats Studio ワイヤレス オーバーイヤーヘッドフォン)を右クリックしてポップアップメニューの「削除」を選びます
    Beats Studio Bluetooth設定
  3. もう一度ペアリングを行います

しかし、僕の症状は止まりませんでした。

他のBluetoothディバイスもすべて削除する

他のBluetoothディバイスが邪魔をしているかもしれないので一度削除します。ただしMac miniはキーボードとマウスを使う必要があるので、USB接続のキーボードとマウスを用意する必要があります。

  1. 上記のペアリングのやり直しの手順で、すべてのBluetoothディバイスを削除します
  2. Beats Studio ワイヤレス オーバーイヤーヘッドフォンだけペアリングします

しかし、僕の症状は止まりませんでした。
Bluetoothディバイス同士の干渉はないようです。

別のBluetoothイヤフォンで試す

Beats製ではなく、たまたま持っていたJVC製のBluetoothイヤフォンをペアリングして試してみました。
やはり症状は同じでした。
Beats Studio ワイヤレス オーバーイヤーヘッドフォンは無罪確定です。

PRAMをリセット

Macの調子が悪いときは、まずこの方法を試したいですね。

PRAM
PRAM(Parameter Random-Access Memory)と呼ばれる、コンピュータの少容量のメモリでは、OS X がすばやくアクセスできる場所に特定の設定が保存されます。保存される特定の設定は、Mac の種類、および Mac に接続されている装置の種類によって決まります。この設定には、指定起動ディスク、表示解像度、スピーカーの音量、その他の情報が含まれます。
Appleサポート

手順は次の通りです。

  1. Mac をシステム終了
  2. Mac の電源を入れる
  3. 「option」+「command」+「P」+「R」キーをすぐに押したままにする
    グレイの画面が表示される前に、このキーの組み合わせを押す必要があります。
    Mac が再起動し、起動音が 2 回鳴るまでこれらのキーを押したままにします。
  4. キーを放す

しかし、僕の症状は止まりませんでした。

Bluetoothの初期設定ファイルをクリア

「/Library/Preferences/com.apple.Bluetooth.plist」を削除して再起動する。
しかし、僕の症状は止まりませんでした。
以前の記事「Apple純正のBluetoothマウスやトラックパッドが操作中に一瞬止まるのです(ToT)」では、マウスは直ったのですがね。

別のMacで同じBluetoothの接続環境を作ってみる

僕はMacbook Air(Mid 2013)を所有しているので、Mac miniで使っていた、キーボードとトラックパッド、マウスを接続し、問題のBeats Studio ワイヤレス オーバーイヤーヘッドフォンを試してみました。
しかし、僕の症状は止まりませんでした。
他のBluetoothデバイス(キーボード、トラックパッド、マウス)は無罪のようです。

SMC (システム管理コントローラ) をリセット

SMCの制御対象
Intel 搭載の Mac では、SMC が多数のローレベルの機能を制御します。制御の対象となるのは、以下のような機能です。

  • 電源ボタンを押したときの反応
  • ポータブル Mac のディスプレイの蓋を開いたり閉じたりしたときの応答
  • バッテリー管理
  • 熱管理
  • SMS (緊急モーションセンサー)
  • 環境光センサー機能
  • キーボードのバックライト機能
  • ステータスランプ (SIL) 管理
  • バッテリー残量のインジケータランプ
  • 特定の iMac のディスプレイに対して (内蔵ではなく) 外部のビデオソースを選択

Appleサポート

手順は次の通りです。

  1. コンピュータをシステム終了
  2. 電源コードを外し
  3. 15 秒間待ちます
  4. 電源コードを接続
  5. 5 秒間待ってから、電源ボタンを押してコンピュータを起動
  6. ※バッテリーの取り外しができない Mac ノートブックの場合は操作が異なります。

セーフモードで起動する

インストールしているアプリを疑ってみます。

セーフモード(セーフブートと呼ばれることもあります)
Mac を起動する方法の 1 つであり、起動時に所定のチェックを行い、一部のソフトウェアが自動的に読み込まれたり、起動したりしないよう阻止します。 
セーフモードで起動されるまでには、いくつかのことが行われます。

  • 起動ディスクを検証して、必要に応じてディレクトリの問題の修復を試みます。
  • 必要なカーネル機能拡張のみが読み込まれます。
  • セーフモードの間は、ユーザがインストールしたフォントはすべて無効になります。
  • OS X v10.4 以降の起動中およびログイン中は、起動項目およびログイン項目は開きません。
  • OS X 10.4 以降では、「/ライブラリ/Caches/com.apple.ATS/uid/」に保存されているフォントキャッシュがゴミ箱に移動されます (ここで「uid」はユーザ ID 番号です)。
  • OS X v10.3.9 以前のセーフモードでは、Apple によってインストールされている起動項目のみが開きます。これらの項目は通常「/ライブラリ/StartupItems」にあり、ユーザが選択したアカウントのログイン項目とは異なります。

Appleサポート

手順は次の通りです。

  1. コンピュータをシステム終了
  2. 電源ボタンを押してコンピュータを起動
  3. 起動音が聞こえたらすぐに「shift」キーを押す
    ※「shift」キーは、起動音の前ではなく、起動音の直後に押してください。
  4. 画面に Apple ロゴが表示されたら「shift」キーを放す
  5. ※Apple ロゴが表示された後、ログイン画面が表示されるまで通常より長く時間がかかります。また、起動中に画面が乱れるのは気にしなくて良いそうです。

しかし、僕の症状は止まりませんでした。
僕がインストールしたアプリが悪さをしている容疑は晴れました。

新しいユーザーでログインする

ユーザー毎の設定が影響しているかの確認です。
システム環境設定のユーザとグループから新しいユーザを作成します。一度ログアウトし、新しく作ったユーザーでログインします。
しかし、僕の症状は止まりませんでした。
これでユーザー設定の容疑は晴れます。

OS再セットアップ

ソフトウェアが悪いかどうかの最終手段です。

  1. ユーティリティの中にあるディスクユーティリティアプリを起動
  2. Macintosh HDを選び、パーティションを選びます
  3. 「+」ボタンを押すとMacintosh HD 2ができます。容量を調整(50Gもあれば十分)し適用ボタンを押します。
    ディスクユーティリティ パーディション
  4. App Storeアプリを起動し、OSをダウンロードする
    AppStore OSダウンロード
  5. OSをダウンロードしたらOSインストールを起動し、先ほどパーティションを切ったMacintosh HD 2へインストールします。
    OSインストール
  6. Macを再起動します。
  7. 直ぐに「option」キーを押したままにします
  8. 数秒後に Startup Manager が起動しますので、ここで先ほどパーティションを切ったMacintosh HD 2を選ぶ
  9. OSの初期設定を行い、Beats Studio ワイヤレス オーバーイヤーヘッドフォンをペアリングする

しかし、僕の症状は止まりませんでした。
これで、ソフトウェアは無罪となり、ハードウェアの問題だと診断され修理に出すことになりました。

まとめ

僕は仕事でWindowsのアプリを開発しているのですが、Mac OSの再セットアップの速さに驚きました。OSのダウンロードは回線の太さにもよりますが、僕の環境で約10分、インストール作業が約10分、初期設定が約5分です。なんと30分も掛かりません。Windowsをさわっている者としては信じられない速さです。

ではまたヾ(^^へ)

つづく…

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