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Windows 10 エクスプローラー便利なショートカット一覧(印刷資料付き)

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エクスプローラー-ショートカット 各部名称

こんにちは、ヒーニョンです。
この記事はWindows 10のエクスプローラーで便利なショートカットをまとめました。

ショートカットを使いこなせるようになるとマウス操作より作業効率が格段によくなります。同じようなマウス操作をしていると感じたらショートカットがないか調べてみましょう。

※ Windows 10で動作確認しています。古いOSでは機能がないことがあります。

各部名称

あとの説明を分かりやすくするためにエクスプローラーの各部名称についてはじめに説明します。
エクスプローラー-ショートカット 各部名称

全体的な操作

起動・終了

押すキー目的
Win + Eエクスプローラーを起動する
Ctrl + N新しいウィンドウを開く
Ctrl + W
Alt + F4
ウィンドウを閉じる

エクスプローラー起動時に開かれる場所は「クイックアクセス」か「PC」を選べます。
エクスACプローラー-ショートカット フォルダーオプション-全体

クイックアクセスは任意のフォルダーを登録でき、表示順をカスタマイズできるのでオススメです。
エクスプローラー-ショートカット クイックアクセスのカスタマイズ

クイックアクセスには、自動的に最近使ったファイルやよく使うフォルダーを表示します。これを避けたいなら、フォルダーオプションのプライバシーで設定します。

ウィンドウ操作

押すキー目的
F11ウィンドウ・サイズを最大化/復元する
Win + ↑ウィンドウ・サイズが最大化へ向かう
Win + ↓ウィンドウ・サイズが最小化へ向かう
Alt + Spaceアプリケーションアイコンのメニュー表示
Alt + Tabウィンドウ(アプリケーション)の切り替え

ウィンドウがディスプレイ領域から飛び出してしまい、ウィンドウ枠が触れなくなったときには次のショートカットが有効です。Alt + Space、矢印キーを押し、マウスを動かすとウィンドウがマウスに追従するので、ディスプレイ領域に移動できます。
エクスプローラー-ショートカット アプリケーションアイコン-メニュー表示

フォーカス移動

エクスプローラーに配置されたコントロールには、フォーカスを受けとるものがあります。Tabキーを押すと次のコントロールにフォーカスが移る。この順番をタブオーダーといいます。
次の図はリボンにフォーカスがないときのタブオーダーです。9まで行くと1に戻ります。
エクスプローラー-ショートカット タブオーダー

押すキー目的
Tab次のコントロールにフォーカスを進める
Shift + Tab前のコントロールにフォーカスを戻す
Altリボンにキー ヒントを表示する
矢印キーでリボン内のコントロールを移動する
Ctrl + L
Alt + D
アドレスバーを選択する
Ctrl + F
Ctrl + E
検索ボックスを選択する

クイックアクセスをカスタマイズして整備しておけば、Alt + F + 数字 で開けます。
エクスプローラー-ショートカット ファイルメニューのクイックアクセス

ファイルの操作

ディレクトリ移動

押すキー目的
Enterフォルダー選択中ならフォルダーに入る
Alt + ↑1つ上のフォルダー
Homeリストの先頭を選択する
Endリストの最後を選択する
Alt + ←
BackSpace
履歴を1つ戻る
Alt + →履歴を1つ進める
Ctrl + Shift + Eリストビューで表示しているフォルダーをナビゲーションペインで表示する
※「フォルダーオプション → 表示 → リストビューで入力するとき → 入力した項目をビューで選択する」を選んでいると自動的にナビゲーションペインで表示します

ファイル選択・移動・複製

押すキー目的
文字列入力選択が移動する
Ctrl + クリック追加選択する
Shift + クリック先に選択したファイルを基準に範囲選択する
Ctrl + X
そして
Ctrl + V
ファイル(フォルダー)移動する
マウスでドラッグと同じです
Ctrl + C
そして
Ctrl + V
ファイル(フォルダー)複製する
マウスでCtrl + ドラッグと同じです
Deleteゴミ箱へ入れる
Shift + Delete完全に削除する
Ctrl + Shift + N新しいフォルダーを作成する
F2名前を変更する

フォルダー内にたくさんのファイルがあるとき、↓キーやマウスホイールで探すのは大変です。そこでファイル名の先頭文字からキー入力していくと選択が移り変わっていきます。(日本語名だと、全角でやりにくいので、半角を推奨)
これを知っていると、ファイル名は先頭文字(プリフィックス)にグループ的な命名をしておけば探しやすくて便利です。

フォルダーの移動や複製で、移動先に同じものがあった場合、完全に中身が入れ替わるのではなく、ファイル単位でマージされる。同じファイル名があった場合は、置き換えるか確認するダイアログが表示される。
エクスプローラー-ショートカット ファイルの置き換え

表示

押すキー目的
Ctrl + Shift + 1から8表示サイズを変更する
Ctrl + マウスホイールと同じです
Alt + Pプレビュー・ウィンドウを表示/非表示する
Alt + Shift + P詳細ウィンドウを表示/非表示する
Alt + Enterプロパティ ダイアログを表示する
Shift + menu + Aパスをクリップボードにコピーする
残念なことにパスは”(ダブルクォート)で括られています

ナビゲーションウィンドウ

ナビゲーションウィンドウにフォーカスがあるときに有効なショートカットです。

押すキー目的
フォルダーを折りたたむ
フォルダーを展開する
*(テンキー)下階層のフォルダーをすべて展開する
+(テンキー)選択したフォルダーのみ展開する
-(テンキー)選択したフォルダーのみ折りたたむ

アドレスバー

アドレスバーにパスを直接入力しEnterキーでフォルダーを開けます。パスを入力するのが面倒だと考えてしまいがちですが、やってみると速いです。なぜなら少し入力するだけで候補がでてくるし、同じところを開くなら履歴から選べます。
リストから候補を選んで「¥」キーを入力すれば、さらに下の階層を選ぶことができます。Enterキーを押すとリストビューにフォーカスが移るので、マウスを使わずにファイルを選べます。

似たことをナビゲーションウィンドウでもできます。

また、アドレスバーは「ファイル名を指定して実行(Win + R)」と同じ使い方ができます。
エクスプローラー-ショートカット ファイル名を指定して実行

次のコマンドをアドレスバーに直接入力するとアプリケーションが起動します。

コマンド実行アプリ
calc電卓
mspaintペイント
notepadメモ帳
winwordWord
excelExcel
powerpntPowerPoint
controlコントロールパネル
taskmgrタスクマネージャー
cmdコマンドプロンプト
msinfo32システム構成
msconfigコンフィグ

検索ボックス

ワイルドカード?(1文字)や*(複数文字)を使った検索ができます。

  • ~”ワイルドカード文字列”

例えば「~”*ABC*.txt”」だと、ファイル名にABCを含む拡張子txtのファイルになります。

次の演算子で複合ワードの検索ができます。

演算子使用例意味
ANDA AND BAとBの両方を含むファイル
ORA OR BAまたはBのいずれかを含むファイル
NOTA NOT BAは含みBを含まないファイル
“”“A B”「A B」を正確に含むファイル
()(A B)記載した順番で両方を含むファイル

検索ボックスに入力した文字列はプロパティに表示されるメタデータまで検索対象なので、予期しないものまで該当することがあります。ファイル名だけで純粋に検索するなら「名前:検索文字列」とする必要があります。
このような検索フィルターはたくさんあります。

  • 名前:
  • 種類:
  • 更新日時:
  • 作成者:
  • タグ:
  • サイズ:
  • フォルダーのパス:
  • 所有者:

検索を繰り返していると履歴がたまっていきます。履歴を削除するには、一度適当に検索し、リボンに検索タブを表示させます。検索タブ内の「最近の検索内容」を選ぶと「検索履歴のクリア」があります。
エクスプローラー-ショートカット 検索履歴のクリア

また、アドレスバーの履歴を消すには「フォルダーオプション → 全般 → プライバシー → エクスプローラーの履歴を消去する」のボタンをクリックしてください。

まとめ

フォルダーオプションの設定によっては、ここに記載した操作では動かないことがあるかもしれません。その時はコメントをいただけると再調査して記事を修正いたします。
また、他に便利な方法を知っていましたら、僕にも教えてください。

ショートカットを覚えるのは大変だと思います。A4サイズにまとめたPDFファイルを作成しましたので身につくまでプリントして側に置いていただければ幸いです。
Windows 10エクスプローラー便利なショートカット一覧.pdf(2020年2月9日作成データ)

ではまたヾ(^^へ)

こちらで購入できます

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