こんにちは、ヒーニョンです。
プレイ日数約3年で3700時間、1日の平均プレイ時間3時間半も遊んでしまったゲーム、それがスプラトゥーン2です。僕はシューティングゲームをあまりしないのですが、スプラトゥーン2は楽しくて時間を忘れてしまうほどです。
その魅力をまだスプラトゥーン2で遊んだことがない人に向けて、是非プレイしていただきたいと思い記事にします。
スプラトゥーン2とは
2017年7月21日にNintendo Switch専用ゲームとして発売されました。執筆時点で約3年です。2015年5月28日Wii U専用ゲームとして発売されたスプラトゥーンに続くシリーズ2作品目です。
インクを塗って競うTPSのオンライン・シューティングゲームです。
ジャンル | TPS、対戦アクション、シューティング |
開発元 | 任天堂 |
リリース日 | 2017年7月21日 |
対応ハード | Nintendo Switch |
プレイ人数 | ローカル: 1人 ローカル通信: 2~8人 インターネット通信: 8人 |
評価 | |
操作性 | |
対象者 | TPS初心者大歓迎 |
ゲームモードは大きく分けて6種類
レギュラーマッチ(ナワバリバトル)
4対4でステージをインクで塗りつぶし3分間後の塗面積を競うゲームです。
スプラトゥーンの基本である塗りを学ぶ場で初心者の入口です。ウデマエ(成績の階級)には影響しないためブキの練習に使ったり、フレンドと気軽に合流(同じチームになるとは限りません)できるのが魅力です。
残念なところは、ウデマエに関係なくマッチングされるため、ある1人によって圧倒的な差が付き試合を壊してしまうことが多々あります。
不定期で開催されるフェスマッチがあります。事前の二択アンケートに投票し、2チームに分かれ勝率を競います。プレイ自体はナワバリバトルですが、特殊なギミックのフェス専用新ステージが出現します。
ガチマッチ
ナワバリバトルで経験を積むとガチマッチに参加できます。
スプラトゥーン2で一番利用者が多いゲームモードです。その理由は、ウデマエという成績階級が付くので、強くなってこれを上げたいという心境になります。
ウデマエはC- → C → C+ → B- → B → B+ → A- → A → A+ → S → S+0 → S+1..S+9 → Xと昇格します。
ガチマッチで勝つとウデマエメーターが増え、負けると少しヒビが入ります。メーターを振り切れば昇格、メーターが割れたときOKラインを超えていなけらば降格します。
ユーザーの数パーセントしかなれないXになるとXパワー(XP)をかけて競うレート制になります。Xパワーの大きさで月単位の上位500人が発表されます。
ガチマッチの良さはウデマエによってC帯、B帯、A帯、S帯、S+帯、X帯にグループ分けされてマッチングするので、実力が同じプレイヤー同士で競うので安心です。
ガチマッチは次の4つのルールでそれぞれ別に競います。
ガチエリア
ステージ中央に配置される指定エリアを塗って占領している時間を競います。
ガチヤグラ
ステージ中央のヤグラに乗ると敵陣に向けてゆっくりと移動します。敵陣にどれだけヤグラが近づけたかを競います。
ガチホコバトル
ステージ中央のホコをかついで敵陣にあるゴールまで運びます。敵陣にどれだけホコが近づけたかを競います。
ガチアサリ
ステージ上のあちこちに出現するアサリを10個広い集めガチアサリを作ります。このガチアサリを敵陣ゴールに投げ入れバリアを破壊して20カウント取得できます。追加でアサリを投げ込み3カウント取得していき得点を競います。
リーグマッチ
2人または4人チームを作り、ルールはガチマッチで競います。2人の場合は、他の2人チームを加え4人チームになります。特徴は特定の人とチームを組むので、通話しながらできるので戦略的にプレイできるのが楽しいところです。
プライベートマッチ
ゲームモード(ナワバリバトル、ガチマッチ)、ステージ、チームを自由に選べるため、大会や仲間内でのパーティー、タイマン勝負などに使うことができます。プライベートルームには10名まで入れ、最大8名がバトル、残りは観戦できます。
サーモンラン
ナワバリバトル、ガチマッチ、リーグマッチでは、対人と競うため殺伐とした空気になりやすいですが、サーモンランは4人チームで協力してシャケ(コンピューター)を倒しイクラを集めるゲームです。協力プレイなので、ほっこりできるゲームモードです。フレンドとも遊べて楽しいです。
ナワバリバトル、ガチマッチで使えない特殊なブキ(クマさん印)が強くて楽しいです。
僕は対人とキルし合うゲームは苦手なので、サーモンランのゲーム性は大好きです。好きすぎて全ステージを野良カンストしています。
ヒーローモード(オフライン)
スプラトゥーン2唯一のオフラインでできるゲームモードです。特殊なギミックのステージをクリアしていきコンプリートが楽しめます。
1つのブキで全ステージをクリアすると特殊な形状のブキ(性能は同じ)を貰えるので、プレミアム感が魅力です。
有料追加コンテンツとして、オクト・エキスパンションがあります。購入特典として、自キャラは通常イカですが、タコが選べるようになります。
3年遊べた理由
購入理由
ゲームの取っ掛かりとしては、とにかくカワイイです。アミーボまで買ってしまいました。
キャラクターのイカが姿も動きもカワイイので癒やされます。味方に対してコミュニケーション手段が3つあり(ナイス、カモン、やられた)この声がイカ語で発声するのですがまたカワイイです。
初心者時代
操作の基本は、インクを塗る、潜る、移動するです。コントローラーの操作は少なくて格ゲーのようなコンボ技はないのでシンプルで覚えやすいです。
最初はナワバリバトルで経験を積みます。インクを塗っていく爽快感が気持ち良いです。
どうやったら速くキレイに塗れるか武器ごとに特徴があり違います。うまくなると相手インクの形で敵ブキの種類を特定できるようになります。
ブキの種類によってメインウェポン(通常攻撃)のインクの飛び方が決まるのですが、コラボメーカーによってサブウェポン(強攻撃)とスペシャルウェポン(特殊攻撃)が違います。いろいろなブキを試してみて自分にあったものを探していくのが楽しいです。
ブキの次はアタマ、フク、クツを選びファッションを楽しめます。この装備には見た目以外にバトルで特定の性能を向上させるギアパワーという概念があります。たとえば歩く速度を上げたり、インク効率を上げたりとさまざまな種類があります。これを調整していき勝率を上げていくのも楽しいです。
スプラトゥーンはインクで敵を攻撃して倒しますが、どのルールでもキル数は勝敗に関係しません。キル数で負けていてもルールで勝敗が決まります。当然、キル勝ちしたほうがルールでも勝ちやすいですが、負けることが多々発生します。弱者でも強者に勝てるのがおもしろいとこです。
初級者時代
しだいに、どうやったら敵を倒せるかを考えるようになります。
FPSやTPSといわれるシューティングゲームは、キルを多くとるためのエイム(敵に照準を合わせる)力が求められ、反射神経なので鍛えるのが難しい領域で初心者には辛い部分です。しかしスプラトゥーン2はエイム力よりも重要なことがあり、初心者でも知っていれば戦えるようになっています。ブキの種類で射程(インクが飛ぶ距離)が違うので、敵より自分が射程の長いブキだと分かれば、距離を取ることで強い敵でも一方的に攻撃できます。
またインクの飛び方にも違いがあり、まっすぐ飛ぶものもあれば、バケツのように上から降り注ぐもの、射程先端で爆発するものがあり、地形を活かすことで有利に戦えます。いろいろ試していき持ちブキ(得意なブキ)を決めていきます。
中級者時代
操作に慣れてくるとウデマエを上げたいという欲求がでてきます。
ガチマッチは一瞬の判断で勝敗が決まります。ルールを理解し、ステージ毎に勝敗を決する状況を知り、持ちブキにあった強ポジと立ち回りを考えるようになります。あとは試合中の状況を判断し、どう動いたら成功しやすいか戦略をたてて動きます。
僕はXになるまで3年もかかり、途中挫折しようとした時期もありました。その理由がウデマエの伸び悩みです。スプラトゥーン2は味方の3人が強ければ勝つし、弱ければ負ける運ゲーです。運良く5連勝することもあれば5連敗もあります。そう考えてしまうと負けたとき味方批判してしまい、ウデマエを上げること自体が運なので辛くなりストレスばかりたまります。
しかし考えてみると同じウデマエ帯でバトルをしているので運になるのは当然の結果ですし、5連勝、5連敗する確率は6.25%なので十分にありえます。運営側も全体で勝率5割になるように調整をしています。この運ゲー前提のなかで10勝7敗(勝率6割)あれば昇格できます。その為には、勝ち試合では必ず勝つし、負け試合でもワンチャンスを掴んで1つでも多く勝つことです。そう考えれば、負けるのは当然のことなので腹立たしいと感じなくなります。
一方的に負けたときは、デスの多い味方を批判するのではなく、なぜワンチャンスを掴めなかったか考えると健全ですし、負けても楽しくなります。
とは言え、ガチマッチは負け込んでウデマエが降格すると憂鬱になるのでサーモンランでホッコリしていました。というかサーモンランはおもしろい。
上級者時代
ウデマエXになるとXパワーを上げ順位を上げていくのが楽しみになります。Xパワーは2000以上がウデマエXに残れるかどうかのラインで、月間1位に入るには2800必要になります。2700以上でプロゲーマーと言っていいレベルです。
残念なところ
匿名で不特定多数が集まるネットゲームならではのマナー問題があります。
初心者なら煽り行為を受けて怖くなって辞めてしまう方もいるかもしれません。上級者なのに初心者のガチマッチに潜り込みリスキルして荒らす行為もあります。
また妨害行為として、放置、試合する気がない、嘘カモン連呼の雑音、不適切な名前です。通報する仕組みはあるのですが、一向に減らないのが現実です。僕の体感では10試合で1人いるように感じます。非常に多くて残念です。
回線落ちが多く、試合が台無しになることが多いです。これも10試合で1人いるように感じます。負け試合で諦めて回線を落とす行為をするユーザーがいるのかもしれませんが、そのレベルではなくシステムの問題としか思えないほどで、試合中3人落ちるなどありえないです。これも体感では10試合で1人いるように感じます。また自分の通信環境は良好なのに落ちることもしばしばです。
頻度は少ないですがマッチングに2分ほど掛かることがあり、テンポよくすぐにバトルをしたいのにムダな時間を過ごすことがあります。
TPSゲームは一瞬の判断が重要なゲームにもかかわらずラグが多いです。Nintendo Switchのスペックが低いので屋も得ないところもありますが、画面描画が混み合う重要な混戦で発生することが多いです。サーモンランは敵が多いので金イクラを取ったかどうかもわからないことが多くあります。
初代スプラトゥーンではチート(制作者の意図しない動作をさせる不正行為)が多く問題になっていましたが、スプラトゥーン2で僕は幸い1度も目にすることはありませんでした。バグを利用して入れないところに侵入しているプレーヤーがいましたが、すぐにアップデートで修正されました。
まとめ
初心者でも単純にインクで塗る作業が楽しいと思います。
そして自分が強くなっていくさまが楽しいのですが、自分ひとりの孤立した考えではムリです。スプラトゥーン2はユーザー数が多いこともありYouTubeなどで解説動画がたくさんあり参考になります。他にはチームに参加して練習するのもアドバイスがもらえて強くなれます。
スプラトゥーン2発売から執筆時点で約3年です。まだまだ飽きてはいませんが、そろそろスプラトゥーン3を発売して欲しいです。
ではまたヾ(^^へ)
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