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楽天モバイル プラン料金0円に潜むデメリットとなりうる5つの罠

この記事は約7分で読めます。

こんにちは、ヒーニョンです。
楽天モバイルの勉強会に参加してきました。「データ通信1GBまで0円!しかも電話かけ放題!」というインパクトのあるプランでご存知の方も多いと思います。
甘い話には罠があるワケで、楽天モバイルにデメリットとなりうる罠があるのか調べました。

プラン料金は安いのか?

MNO、サブブランド、MVNOから主要9社のプラン料金をまとめました。(2021年6月24日時点、金額は消費税込)

MNO サブブランド MVNO
楽天モバイル
(Rakuten
UN-LIMIT
VI)
ドコモ
(ahamo)
au
(povo)
SoftBank
(LINEMO)
UQ
mobile
(くりこし
プラン)
Yahoo!
Mobile
(シンプル)
mineo
(マイピタ)
OCN
モバイル
ONE
(新コース)
IIJmio
(定額プラン)
プラン料金
1GB 0円 1,298円 770円
2GB 858円
3GB 1,078円 1,628円 2,178円 990円
4GB 1,078円
5GB 1,518円
6GB 1,320円
8GB 1,518円
10GB 1,958円 1,760円
15GB 2,728円 3,278円 1,848円
20GB 2,178円 2,970円 2,728円 2,728円 2,178円 2,068円
25GB 3,828円 4,158円
無制限 3,278円
通話
5分
かけ放題
0円 550円 550円
10分
かけ放題
770円 770円 935円 935円 913円
かけ放題 0円
(Rakuten
Link)
1,100円 1,650円 1,650円 1,870円 1,870円 1,430円

容量別に見て、もっとも安いプランを赤色、次点を青色にしています。楽天モバイルは1GBと無制限が安く、ライトユーザーとヘビーユーザーが料金的にお得です。ミドルユーザーの2GBから20GBならMVNOが安いです。

ライトユーザーならデータ通信より電話をかけることの方が多いと思われるので「かけ放題」が0円というのは魅力です。

罠1
楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT VI)で、かけ放題0円になるのはRakuten Linkというアプリを通してのみなのでスマホの操作に注意する必要があります。さらに、(0180)、(0570)などから始まる他社接続サービスは対象外です。

楽天モバイルはミドルユーザーに料金的にはオススメできないですが、普段はMVNO回線を使い、楽天モバイルは使用せず0円で維持し、旅行や出張などスポットで容量が必要なときに使う運用には向いています。また、かけ放題0円を利用して電話だけ楽天モバイルという運用もできます。ミドルユーザーにとっては2回線持ちという使い方が魅力的です。

罠2
楽天モバイルのプランは他社と大きく違う仕組みです。一般的には「定額プラン」と呼ばれる方式が採用され、例えば20GBを2,970円で契約します。しかし、楽天モバイルは「段階定額プラン」になっていて、容量の制限がなく利用でき便利ですが、リミッターがないため使いすぎてしまうという問題があります。

エリアが狭いのか?

楽天モバイルは新規参入のMNOです。計画を5年前倒しして急ピッチに基地局を増設中です。2021年夏頃には人口カバー率96%を見込んでいます。それまでのつなぎとしてauの基地局を利用するパートナー回線エリアを利用でき、回線が繋がらないという心配はありません。

罠3
3,278円払えば無制限でバリバリと使えるのかというとそうではありません。auの基地局を利用するパートナー回線エリアでは高速データ通信は5GB(国内)までという縛りがあり、5GBを超えると通信速度が最大1Mbpsに抑えられます。ヘビーユーザーであれば使用するエリアが楽天回線エリア内であることを事前に確認しましょう。
楽天モバイル・サービスエリア

通信速度は速いのか?

以前の記事でMVNOの通信速度について書きました。

格安SIMを通信速度で選ぶことの意味の無さを教えよう
こんにちは、ヒーニョンです。 IIJmioセミナーで格安SIMの通信速度について正しい知識を学んできました。 これでセミナーへの参加は2回目です。僕も知識が増えてきたので技術者にいろいろと質問をしてスッキリしました。 そこで感じることは、間違った認識をしている方が多いということです。これはマスメディアが意味のない情報を発信しているので、大衆が誤解してしまい都市伝説とまでなっています。 格安SIM会...

罠4
楽天モバイルはMNOなのでPOI縛りがなく有利ですが、パートナー回線エリアではau回線なのでPOI縛りがあり遅くなると想像できます。主として使うエリアが楽天回線エリアであることが重要です。

楽天回線エリアならMVNOよりは速いと想像できますが、こればかりは場所、時間、曜日などが影響するので使ってみないと分からないのが正直なところです。1GBまで0円ですし、早期解約でも違約金はありません。MNP転入したなら手数料3,300円の支払いがムダになる(MNP転出手数料は無料)くらいなので実際に契約して試してみるのも現実的です。
楽天モバイルで端末を購入していてもSIMフリーですので安心です。

次世代通信の5Gは追加料金なしで使えます。

eSIMの追加料金はあるのか?

iPhoneをはじめSIMを2つ使えるデュアルSIM端末が増えています。2回線持ちたいから2端末という制限がなく1端末で2回線持てる時代です。しかし、デュアルSIMでも物理SIMカードとeSIM(論理SIM)という組み合わせの端末が多いのが現状です。

楽天モバイルでは通常の物理SIMとeSIMを扱っていて金額も同じです。
物理SIMと違ってeSIMで問題になるのが、端末を新しいものに買い替えたときにeSIMの移動です。通常であれば再設定の手数料が必要になりますが、楽天モバイルは無料です。また物理SIMとeSIMの変更も無料ですので安心して使えます。

楽天モバイルならではのメリット

楽天ポイントに関するメリット

  • SPU(スーパーポイントアッププログラム)+1倍
  • 月々のお支払い110円につき楽天ポイントが1ポイント
  • 月々のお支払いに楽天ポイントが利用可能

はじめてのRakuten UN-LIMIT VIお申し込み特典

  • だれでも5,000ポイントプレゼント
  • 次の3つのいずれか該当
    • 対象のAndroidとセットで最大25,000円相当分のポイント還元
      例: AQUOS sense4 liteが実質1円
    • 対象のiPhoneとセットで最大20,000円相当分のポイント還元
    • 他社から乗り換え(MNP)なら回線のみでも20,000円相当分のポイント還元
  • 3か月間、無制限(3,278円)が無料

公式サイト: キャンペーン一覧

罠5
iPhoneをセットで購入する場合20,000円分のポイント還元だが、機種を問わないので安いSEやminiなどはメリットが高いです。楽天市場店でもiPhoneは販売されていてSPUによっては15倍になるので、15万円のiPhoneだと22,500円になり、セットで購入すると損をしてしまいます。
iPhone 楽天市場店

僕がいいなって思っている有料のサービスが「選べる電話番号サービス」です。1,100円ですが、電話番号の下4桁を好みの番号で選べます。選んだ下4桁を含んだ電話番号を好きな電話番号が出てくるまで、何度でも検索が可能なのです。これって神機能だと思いませんか!!

まとめ

ネット通販は「Amazonより楽天で買う」という方も多く、SPUの仕組みをうまく使って上手にお買い物をしているそうです。ただしその分、仕組みが分かりにくく、知っていないと損をしてしまいます。玄人好みの楽天と言えるでしょう。
楽天モバイルも楽天グループとしての仕組みもあり複雑で分かりにくいので注意する必要がありますが、うまく使えばメリットは大きいので活用しない手はないですね。この記事では5つの罠を書きました。これがデメリットにならないのであれば買いでしょう!

僕はミドルユーザーなのでMVNOを使っています。電話として維持費0円で楽天モバイルを使ってみたいですし、iPhone購入と新規申し込みで2万5千円ポイント還元が魅力です。9月に発表されるであろう新型iPhoneがポイント還元対象になったらいいのになぁって思っています。

ではまたヾ(^^へ)

こちらで購入できます

公式サイト: 申し込みページ

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