こんにちは、ヒーニョンです。
デジタルフェア2019でAMDの新しいCPU(Ryzen 9 3950X)の紹介がありましたので情報共有です。
AMD Ryzen 9 3950X 登場
2019年11月30日 AM11:00(日本時間)発売です。秋葉原のパソコンショップに行列ができることでしょう。
Ryzen 9 3950Xで際立って見えるのが16コア32スレッドです。
ライバルのIntel Core i9-9900Kが8コア16スレッドですから、いきなり倍です。
Ryzen 9 3950Xの登場で第3世代のラインアップがすべて出揃ったことになります。
パフォーマンス
ベンチマークソフトCinebench R20の結果はRizen 7 2700Xより22%向上しています。
ゲームはIntelと言われていますが、Intel Core i9-9900Kとほぼ変わらないフレームレート(FPS)がでています。
会場では発売前のAMD Ryzen 9 3950XとCore i9-9900Kを実際にベンチマーク対決をしていました。
CPUクーラーは水冷式を推奨していますが、条件を同じにするため両方とも空冷式にしていました。
シングルスレッドではほぼ互角、マルチスレッドでは倍近くのスコアを出していました。
やはり32スレッドはすごいです。
クリエイターが使うソフトは、マルチスレッド処理が多いので、スレッド数の多いRyzen 9 3950Xは処理が速いです。
消費電力
32スレッドにもなると消費電力が気になります。
Cinebench R20を回したときの最大消費電力は173Wでしたので、ライバルのi9-9900Kより省電力になっています。
CPUクーラーは280mm簡易水冷システム以上を推奨しています。メーカーとしてはマージンを取って余裕のあるものを紹介せざるをえないのですが、会場では空冷式で十分に動いていました。
リテールクーラーは付属していません。
Ryzenシリーズに提供されるAMD純正のCPU調整ソフトの「AMD Ryzen Masterユーティリティ」を使えばボタン1つで消費電力を下げるエコモードにできます。
Ryzen Threadripper 3960X 3970X
モンスターCPUのThreadripper第3世代も同日に登場です。
まとめ
AMDが発表している価格は、Ryzen 9 3950Xが89,800円、Ryzen Threadripper 3970Xが233,800円、3960Xが164,800円です。実売価格がきになりますね。
Intelから最近出たCore i9-9900KSがAmazonで66,000円ですので、これより安くなると魅力的です。
ではまたヾ(^^へ)
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