こんにちは、ヒーニョンです。
最近注目されている格安航空のジェットスターを利用してみて注意点など気付いた点をまとめておきます。
手荷物の注意点
JALやANNなどのメジャーな航空会社の飛行機に乗るときは、気にせずに受託手荷物として手荷物をカウンターで預けると思います。しかし格安航空ジェットスターは別途料金がかかるので注意が必要です。
機内持込手荷物の制限
ジェットスターをオトクに利用するなら受託手荷物を利用しないで全て機内に持ち込むことです。しかし機内に持ち込める手荷物にはいくつかの制限がありますので注意しましょう。
重量
手荷物を重さは7kg以下とされています。個数もキャリーケースなどの手荷物1個とハンドバッグなどのお手回り品1個の計2個とされています。
※エコノミークラスの場合です。
サイズ
手荷物のサイズはH56xD23xW36cm以内とされています。
※Q300型機のニュージーランド国内地方路線はH48xD23xW34cm以内
なぜ?細かくサイズが決められているかというと、飛行機の荷物棚が一人当たりのサイズが決められているからです。
目安
僕が使ったのはグレゴリー(GREGORY)Z30のリュックサックです。容量は30Lのサイズになります。
重さは、次の写真の荷物を入れて6kg強になります。これに帰りのお土産を加えてギリギリの計算です。
約3泊分の荷物になりました。
- 左の小さい4つのケースが入浴用x1、睡眠用x1、ガジェットのケーブルx1や充電器x1
- 真ん中の大きめの3つが衣類(下着、シャツ)3日分
- 右がMacBook Air 11inchと電源アダプター、モバイルバッテリー
実はカメラを持って行きたかったのですが、軽いEOS M3でも付属品を集めると1kgを超えてしまいますので今回は諦めました。
裏技としては目立たないように首にぶら下げたり、ポケットに入れたりして身に付けることで回避することです。
比重の大きなパソコン(軽いMacBook Air 11inchでも1.6kg)がポケットに入るとありがたいのですがね。
違反
保安検査場を通過後(搭乗時)に重量とサイズを超えているのが発覚すると、ゲートでの預かりになり料金が3,000円発生します。事前にカウンターで預けると2,600円なので400円割高になるので注意しましょう。
搭乗口に荷物を計測する器具があるのです。
恐る恐る乗せてみます。お土産入れたので大丈夫かな???
6.8kg! よかった〜(*^。^*) 予定通り7kg以下に抑えることができていました。
僕は東京-福岡間の往復で2回ジェットスターを利用したのですが、実際に搭乗時に係の人にチェックされることはありませんでした。
受託手荷物の料金
機内持込手荷物の制限7kgは3泊以上の旅だと厳しい条件です。そこで受託手荷物を少しでも安く利用する方法を考えます。
ちゃっかりPlus
「ちゃっかりPlus」というオプションを予約時に付けると国内線は10kg(国際線は20kg)まで荷物を預けることができます。価格は国内線は+1,650円(国際線は+4,000円)です。
ゲート預かりだと+3,000円だし、当日カウンター預かりでも+2,600円なら、計画的に予約時にオプションを付けた方が賢いです。
10kgだと容量が50L程度の大きさなります。
H59×W42×D27cmで約48Lになります。スーツケースは便利なのですが本体の重量が重いのですぐに10kgになってしまいますので、機内持込手荷物7kgと受託手荷物10kgの合計17kgを上手く使ってしのげないか検討してみましょう。
「ちゃっかりPlus」には、オマケで他にもサービスが付加され、座席指定、機内で飲み物サービスなどがあります。
しっかりMax
10kgでは足りない!というときは、「ちゃっかりPlus」をアップグレードした「しっかりMax」オプションがあり、30kgまで荷物を預けることができます。ココまであれば、ほとんどの方が大丈夫でしょう。でも価格が国内線は+4,000円(国際線は+5,700円)になるので悩みますね。
裏技としては、家族やお友達など複数人のときは、1人だけ「しっかりMax」を付けるのです。幸い30kgには手荷物の個数に制限がないのです。あくまでも一人の荷物だと言い張ることです。ただ、オプションを付けないと座席指定ができないのでバラバラに座ることになります。
宅配便の利用
荷物は帰りに増えるものです。そこで旅先から自宅に宅配すれば、手荷物が減って身軽に帰省できます。
ヤマト運輸
発地と着地の場所によって料金は変わりますが、東京-福岡間で配達するケースでシミュレーションします。
引っ越し時に使う小さめのダンボール箱の大きさ100サイズ(3辺の長さの合計cm)が約30Lで1,620円になります。「ちゃっかりPlus」オプションとあまり変わりません。
ヤマト運輸は次のコンビニでも扱っています。一部店舗では取り扱っていないことがあるようですが、これだけあると便利ですね。
ヤマト運輸の料金を調べるならヤマト運輸Webサイトをご確認ください。
ゆうパック
先ほどと同じ条件で料金を調べると1,600円でした。郵便局に持ち込めば120円割引で1,480円になります。
ゆうパックはコンビニのローソン、ミニストップ、セイコーマートでも取り扱っています。
ゆうパックの料金を調べるなら郵便局Webサイトをご確認ください。
旅先での荷物調整
荷物の重量は行きは自宅の体重計で量れば分かりますが、旅先ではそうもいきません。そこで便利なのがラゲッジチェッカーです。これがあれば旅先で重量調整ができますよ。コンパクトでAmazon評価も高いです。
チェックインの注意点
チェックインには3つの方法があります。
ウェブ・チェックイン
一番オススメの方法がウェブ・チェックインです。受託手荷物が無いなら空港カウンターに立ち寄る必要がありません。なんといっても事前に落ち着いて操作できるので安心できます。
ウェブで予約すると送られてくるメールにウェブ・チェックインのリンクがあります。国内線だと出発予定時刻の48時間前から1時間前までがチェックイン可能な時間です。往路便の出発予定日から復路便の出発予定日までが7日以内であれば、往復便まとめてウェブ・チェックインできます。
座席指定では無いときは、このタイミングで座席が決まります。
iPhoneはWalletアプリにチケットが登録されますので、保安検査場と搭乗口でこの画面を見せるだけです。
以前はウェブ・チェックイン済みの搭乗券を印刷して持っていかなければならなく面倒だったのですが、現在は画面を見せるだけで済みます。
空港での自動チェックイン
空港に設置されている自動チェックイン機を自分で操作してチェックインする方法です。操作に慣れていないので戸惑うのが難点です。
空港カウンターでのチェックイン
機械に弱いなら、空港カウンターでスタッフに対応してもらいましょう。ただ混み合う可能性が高いので、時間に余裕を持って行きましょう。
機内の注意点
安いのには理由があります。メジャーな航空会社との違いをしっかり認識しておきましょう。
座席
格安で飛行機を提供できる理由の一つに飛行機に可能な限り座席を詰め込んでいるので、一人に対するスペースが小さくなります。
シートにはリモコン的な機能やオーディオ用のイヤホンもありません。シートをリクライニングさせるボタンが付いているだけです。
僕は身長173cmで体重が65kgで問題無く座れますが、シートを倒されると厳しいですね。
天井には読書灯が付いています。
機内食
飛行機の勝手なイメージですが、国際線なら食事がでたり、国内線ならドリンクやアメなどを期待してしまいます。
ジェットスター機内では、無料でサービスされる飲み物やアメは一切ありません。全て有料です。機内のジェットスターカフェに注文するのです。CA(キャビン・アテンダント)さんに伝えるだけですよ。
ジェットスターカフェのメニューを載せておきます。
暖めてくれるのかな?
ソフトドリンクは250円です。
缶ビールが500円です。
ご覧のように少々お高いジェットスターカフェですので、事前にコンビニで購入して持ち込んだ方が安く済みます。しかし注意事項としてアルコールの持ち込みが禁止されています。ガマンできなければ500円払いましょう。
ジェットスターの公式キャラクター「ジェッ太」のオリジナルグッズが販売されています。
羽田空港の搭乗ゲートにはジェットスターショップがありジェッ太グッズが買えます。
ジェッ太には家族もいます。
まとめ
注意点を理解して利用すれば旅行中に嫌な思いもせずに済みます。コストを抑えるところは抑えて楽しい旅にしましょう。
ではまたヾ(^^へ)
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