こんにちは、ヒーニョンです。
僕は子供の頃から読書が苦手で30歳になるまで1冊の本も最後まで読んだことがありませんでした。
仕事に行き詰まり、ある本をはじめて最後まで読んで人生が変わりました。それから徐々に読書量が増え年間20~30冊ほど読むようになりました。
今、自分が抱えている問題が「本を読んでも忘れてしまい活用できていない」ことです。その解決方法の糸口になる「東大読書」を紹介します。
タイトル | 東大読書 「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく |
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ジャンル | 本・図書館 |
著者 | 西岡 壱誠 (著) |
評価 | |
読みやすさ | |
対象者 | 読書が人生を変えると気づいている方 |
ページ数 | 282ページ |
必要性
本に書かれていることは、ネットの情報に比べて信憑性が高いです。僕は本に書いてあることをほぼ信用して読んでいました。これは受動的な読み方で、情報を多く集めているだけなので、すぐに忘れてしまいます。
記憶に残すには、本の内容を疑い、感情を出しながら読む能動的な読み方にすれば、情報が知識と変わりいつでも覚え出せるようになります。
「東大読書」は能動的な本の読み方、そして読むべき本の探し方がわかるようになります。
ちょっとネタバレ
構成
- はじめに 偏差値35だった僕を変えてくれた「東大読書」
- PART1 地頭がよくなる「東大読書」の5ステップ
- STEP1 仮説作りで「読み込む力」が劇的に上がる
- STEP2 取材読みで「論理の流れ」がクリアに見える
- STEP3 整理読みで難しいことも「一言」で説明できる
- STEP4 検証読みで「多面的なモノの見方」を身につける
- STEP5 議論読みで本の内容を「ずっと記憶」しておける
- PART2 東大流「読むべき本」の探し方
- METHOD1 売れている本・ベストセラーを選ぼう!
- METHOD2 信頼できる人のレコメンデーション
- METHOD3 時代を超えて読み継がれている古典
- METHOD4 今年のマイテーマを決める
- METHOD5 「読まず嫌い」を避ける
能動的な読書術
読書の進め方を図にまとめました。
著者の言いたいことを素早く理解するためには予測しながら読むことです。その助けになるのが、本を読む前の準備として「装丁読み」「仮説作り」です。
各章を読むのは、質問と回答を意識して「質問読み」し、文章の骨格を「要約読み」で明確にし「推測読み」を助けます。
読書量の少ない僕には難しそうなのが「検証読み」「クロス読み」です。似た本を同時に読みながら共通点・相違点を考えていきます。また慣れてきたら双方の意見が分かれる交錯ポイント探します。
各章の最後には、最初にたてた仮説を修正し、疑わしい内容は調べます。
読後には、目標が達成できたか確認し、この本にオリジナルの帯コメントを作成します。
そして、感想・結論をまとめて締めくくります。
本の選び方
- 売れている本
- 知人の紹介
- 古典書
- 今年のテーマを決める
- 読まず嫌い
僕は以前の記事で良書を選ぶ方法を書きました。最初の3つは同じです。
毎年、絞ったテーマで読んだ方が、「検証読み」「クロス読み」がしやすいというのがあります。
そして、読まず嫌いは、知らない分野は刺激が大きく、得られるものが多いからです。
まとめ
東大に入れるような頭のいい人は、親譲りの遺伝子で、そもそも頭の作りが違うと思っていました。
この本を読んでみると東大生と僕の違いは読書術です。こんなに大切なことを学校の国語の授業でなぜ教えてくれないのでしょうね。怒りすら感じてしまいます。
この本で学んだ方法で次の本を読んでみました。とても難しい本でしたがなんとか読破できました。
https://gazyeguru.com/%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e8%a1%93%e3%81%ae%e5%8f%a4%e5%85%b8%e6%9b%b8-%e3%80%90%e6%9b%b8%e8%a9%95%e3%80%91-%e6%9c%ac%e3%82%92%e8%aa%ad%e3%82%80%e6%9c%ac/
ではまたヾ(^^へ)
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