こんにちは、ヒーニョンです。
2年前にショップジャパン展示会で食品真空保存容器フォーサ(角型)が抽選で当り、それ以来フォーサは生活の必需品になっています。そのフォーサに新たな仲間の角型が加わり欲しいと思っていたら、天の声ショップジャパン様から商品提供していただけました。
「フォーサ 角型コンテナ6個セット」を3週間使ってみてのレビューです。
フォーサ(角型)のレビューは次の記事を参考にしてください。
使い方
基本的な使い方(真空方法)は角型・丸型共に同じです。
空気を抜いて保存する
- 容器に食材を入れ、真空保存用ふたをしめる
- 真空保存用ふたをロックする ※角型のみ
- 本体を真空保存用ふたの中央にのせる
- 電源ボタンを押す
- モーターの動作が止まったら、本体を真空保存用ふたから外す
容器の大きさにもよりますが、多少時間がかかるので完了に気が付かず、冷蔵庫へ入れるのを忘れることがあります。アラームで完了お知らせ機能があってもよいのかと思いました。
真空保存用ふたを外す
- 真空保存用ふたの空気取り入れボタン(緑のボタン)を押す
- 真空保存用ふたのロックを外す ※角型のみ
- つまみを持ち、真空保存用ふたを外す
冷凍保存している場合は、緑のボタンが少し硬いですが空気を取り入れられます。凍ったまま直ぐにふたをして空気を抜こうとすると、氷結していてうまくいかないので、ふたを替えるか、水洗いして氷結を取り除く必要があります。
フォーサ 角型と丸型の違い
角型・丸型は名前の通りコンテナの形状が違います。
そして角型は予てより要望が多かった電子レンジの使用が可能になりました。
真空保存用ふたを外して、緑色の電子レンジ用ふたに付け替える必要があります。
※オーブンの使用はできません。
サイズを下記表にまとめました。
角型フォーサ(電子レンジ使用可) | ||||
---|---|---|---|---|
大きさ | – | 中 | 大 | – |
容量 | 670ml | 1.48L | ||
重さ | 330g | 555g | ||
サイズ | 幅175mm | 幅235mm | ||
高さ90mm | 高さ90mm | |||
奥行115mm | 奥行160mm | |||
吸引時間 | 約15秒 | 約32秒 | ||
単価 | 2,250円/個 | 2,500円/個 | ||
丸型フォーサ | ||||
大きさ | 小 | 中 | 大 | 縦長 |
容量 | 600mL | 850mL | 1.35L | 2.85L |
重さ | 215g | 240g | 290g | 485g |
サイズ | 直径135mm | 直径135mm | 直径135mm | 直径135mm |
高さ75mm | 高さ95mm | 高さ145mm | 高さ285mm | |
吸引時間 | 約12秒 | 約15秒 | 約21秒 | 約48秒 |
単価 | 1,250円/個 | 1,333円/個 | 1,750円/個 | 2,500円/個 |
※吸引時間は容器内が空の状態で計測しました。
フォーサ 角型と丸型の共通点
角型と丸型の共通点をまとめます。
- 本体の真空機は同じもの
単3電池が4本必要です。残念ながら同梱されていないので別途用意する必要があります。僕はフォーサを毎日使っていて2年で電池切れになりました。充電式電池だと逆にもったいないくらい電池持ちは良いです。
- 食洗機は真空保存用ふたが使用できません。
真空保存用ふたは洗いやすいように汚れ防止キャップが分解できます。
- 冷凍保存は可能ですが、水分が多い食材は容器が変形して破損する恐れがあるのでやめましょう
- 熱湯や熱い食材には使用できない
- 臭いが強い漬物でも密閉されるので臭い漏れはありません
- 真空状態は食材への染み込みが速くなるので、浅漬け、ピクルス、味付きタマゴなど速く作れます。
写真は2時間付けた味付きタマゴです。
保存期間
保存期間は一概には言えないし、保証できるものではありませんが、僕が2年間フォーサを使ってみて大丈夫だった期間をまとめます。
- スナック菓子(常温): 1ヶ月
- 生肉(冷蔵): 1週間
- 生野菜(冷蔵): 3週間
- 調理済みおかず(冷蔵): 2日
- 焼豚漬け込み状態(冷蔵): 1週間
- 味付きタマゴ漬け込み状態(冷蔵): 1週間
僕の感覚では賞味期限の倍くらいは大丈夫なように感じています。保存時に汚れた手で触らないようにし、臭いには注意して食べましょう。
真空パックとの違い
最近では一般家庭でも真空パックがお手軽にできるようになりました。僕はFoodSaverを使っています。
フォーサとFoodSaverの違いをまとめます。
フォーサが有利な点
- 液状のものは真空パックするのが難しいです。
- 型崩れしやすいものは真空パックするのが難しいです。
- 真空にするまでの時間はフォーサが有利です。FoodSaverは準備、密封、片付けに時間が掛かります。
- コスパはフォーサが有利です。FoodSaverはパックが消耗品として必要です。
- 作業スペースはフォーサが有利です。FoodSaverは広いスペースが必要です。
フォーサが不利な点
- たくさんの食材を真空にするのはフォーサが不利です。FoodSaverはパックが必要ですがたくさん作れますし、省スペースで保存できます。
- 大きな食材を真空にするのはフォーサが不利です。FoodSaverはパックロールの長さが自由に調整できます。
フォーサも真空パックも一長一短ありますので、両方とも持っていて損はないです。
矩形になった角型のメリット
角型は小・中・大・縦長どれも取口は直径135mmなので平たくて大きな食材が物理的に入らなかったのですが、角型は取口が広いので入れやすいです。
いくつか例をあげます。
玉ねぎを僕は1/4ずつ使うのですが、丸型では3/4を入れにくいです。
丸型の小だとフタがギリギリ閉まりませんでした。
豚ロース2枚(約300g) は角型の中に入ります。
ひき肉なら約400gが角型の大に余裕で入ります。
コロッケなど型崩れしやすい食品を冷凍保存するのに角型の大なら4枚ほど入ります。
取口が大きいと、唐揚げのネタが小分けに取り出しやすいです。
食パンは角型(大)に入りますが、深さがないので6枚切りだと2枚しか入りません。3枚入れると少し潰れます。(6枚切りの1枚は約1.9cm)
角型の大と中はふたが閉まる有効な深さは5.5cmです。
電子レンジ使用可能で広がった角型のメリット
電子レンジの使用が可能になると、温め直して食べるものを積極的に保存できます。
麻婆豆腐なら1食分が角型(中)に入ります。
電子レンジに入れるときは、真空保存用ふたを外し、電子レンジ用ふたに取り替えます。
ご飯は1合がちょうどよく入ります。
1合入れば男性ならお弁当で満足できる量です。職場に電子レンジがあるなら、家庭で作ったカレーを300g合わせてお弁当にできます。真空なのでカレーのキツイ臭いが漏れることはありません。
角型が丸型に劣る点
ここまでの写真で薄々感じていると思いますが、角型の容器は電子レンジ使用可能になった関係で透明ではなくなりました。そう何が入っているのか分からなくなります。運用面でカバーするしかありません。
ロックが付いた分、手間が増えています。ただしロックをしなくても使用上問題はなかったです。どうしてロックがあるのか不思議です。
角型は電子レンジ用ふたが付くこともあり、丸型より容量単価が割高です。
まとめ
購入に当り、角型か丸型かを迷いますが、大きなものを入れないのであればコスパで丸型のセットがオススメです。お弁当箱として運用するなら追加で「角型真空コンテナ(中)2個セット」がよいと思います。
フォーサ(丸型)を2年使っていて感じるのは、ラップを使うことが少なくなりました。空気を抜く手間はありますが、ラップが上手く剥がれないイライラと比べると問題にならないです。
今後のバージョンアップに期待することとしては、空気を抜く時間を短縮して欲しいです。キュゥと抜ければ最高です。そして汚れ防止キャップ周りがもう少し洗いやすくして欲しいです。
ではまたヾ(^^へ)
こちらで購入できます
コストコでは残念ながら販売されていませんが、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは販売されています。しかしショップジャパンが販売元でないものは偽物ですので注意してください。
また、新製品は直ぐに販売されません。執筆時点では角型フォーサはまだ販売されていませんでした。
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