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格安SIMってどう?

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Extra small SIM cardExtra small SIM card by Simon Yeo
僕は13年間ドコモユーザーであり愛着があります。
しかし、この度MVMOに変更し格安SIMで運用開始しました。
その経緯をお話したいと思います。

仮想移動体通信事業者(かそういどうたいつうしんじぎょうしゃ、Mobile Virtual Network Operator, MVNO)は、携帯電話やPHSなどの物理的な移動体回線網を自社では持たないで、実際に保有する他の事業者から借りて(再販を受けて)、自社ブランドで通信サービスを行う事業者のこと。
wikipedia

さよならドコモさん

2年前にGALAXY S3を購入しAndroidユーザーでしたが、iPadを使い始めてから、どうしてもiPhone5が欲しくなりました。しかし当時のドコモは、かたくなにiPhoneを発売しようとしてくれませんでした。
SIMフリーiPhone5は海外版しかないので、オークションで落札し、ドコモのSIMで運用していました。その1年後にiPhone5sが発表されるとやっとドコモから発売されるようになり、タイミングの悪さを感じました。

Apple Special Event September 2013

2013.9.20 やっとドコモからiPhone発売

最近iPhone6が発表され、やっとドコモで購入できると思ったのですが、新料金プランを見てガッカリしました。カケホーダイは不要だし、データプランも高すぎ、僕にはパケあえる人はいませんよ!家族でデータを共有し電話をよく使う人が有利なプラントなっています。正直、ドコモの戦略にガッカリです。10年以上もお付き合いがあるユーザーをもっと大切にできないのでしょうか?

ドコモ高すぎる新料金プラン

ドコモ高すぎる新料金プラン

違約金なしにするには?

2年縛りの違約金って良く聞くのですが、どういうことなのか調べてみました。すると損をしてしまうパターンが2種類あることがわかりました。

  1. 機種代金を割り引くために2年間毎月(1,000〜2,000円程度)割引してくれるサービスが終わってしまう
  2. 料金プランの割引(Xiデータプラン フラット にねん など)は、プランそのものに2年縛りがついていて、2年経過すると自動で更新され、また2年縛りが始まります。途中で解約すると違約金(9,975円)が発生します。

1.は機種代金を2年分割払いだと終わるタイミングは分かりやすいですね。
2.は本当にわかりづらいです。2年に1度しか訪れない月で手続きをしなければなりません。その月を知るには、マイドコモの「ご契約内容の確認・変更」ページでご契約プランが表示されますので、そこに「契約満了月は20XX年XX月です。」と表示されているので確認してください。違約金がかからないのは契約満了月の翌月なので注意してください!
「契約満了月は2014年8月です。」となっていたら翌月の2014年9月になります。
僕の場合、1.のGALAXY S3の月々サポート割引も終わっていて、2.の違約金が掛からない月も運良く今月でした。

ドコモ違約金にたいする回答

ドコモ違約金にたいする回答

格安SIMが使える端末とは?

SIMフリーiPhoneもキャリアの発売日と同日に簡単に買える時代となりました。
では、SIMフリーiPhoneであれば、どこのMVNOでも大丈夫というわけではありません。iPhone6というよりiOS8では、AU網を唯一使っているmineoが対応を断念しました。

http://mineo.jp/

一方ドコモ網のMVMOはドコモのSIMロック端末なら使用できる可能性もあります。詳しくは各MVMOのサイトで確認してください。
MVMOは機種、SIMロックの種類、OSの組み合わせで、テザリングが使えなかったり、LTEが入らなかったり、最悪繋がらないというリスクがあります。
MVMOで運用するときは、OSのアップグレードも直ぐにするのではなく、対応状況をみて行う必要があります。

MVMOの選び方

僕は電話を掛けること少ないのですが、掛かってくることはあるので、ドコモで長年使っていた電話番号は変えたくありません。MVMOであっても番号ポータビリティ制度はありますので手続きさせすれば、電話番号を引き継ぐことができます。
注意したいのが、ドコモのキャリアメール(xxx@docomo.ne.jp)は諦める必要があります。スマホを使うのであればGMailの方が使いやすいと思います。僕はキャリアメールはほぼ使ってないので問題ありませんでした。
一番気にしたいのが品質です。僕はいろいろなサイトをみて口コミで一番評判がよく感じたのが「IIJ mio」でした。同じドコモ網のMVMOでは繋がりやすさは同じかもしれませんが、通話品質(速度)は会社によって全然違うようです。
料金はMVMOによって様々ですが、ドコモと比べるとかなり安いです。

ドコモとIIJ mioの2年間のランニングコスト比較

次の条件で比較しました。
・iPhone6 128GBを購入
・音声通話付き
・通話料金はなし
・月のデータ量は4GB
・税込み金額

ドコモ運用 月の支払い 24ヶ月運用時の支払い
端末代(機種変更の実質負担金) 1,512円 36,288円
基本プラン(カケホーダイプラン) 2,700円 64,800円
プロバイダ(spモード) 300円 7,200円
パケットパック(データMパック標準5GB) 5,000円 120,000円
ずっとドコモ(10年以上) -600円 -14,400円
合計 8,912円 213,888円
IIJ mio運用 初回費用 月の支払い 24ヶ月運用時の支払い
端末代(Apple Store購入) 96,984円
パッケージ価格 3,240円
MNP転出ドコモ手数料 2,160円
月額料金(ライトスタートプラン4GB) 1,642円 39,408円
音声通話機能付帯料 756円 18,144円
合計 102,384円 2,398円 159,936円

多少電話を掛けるとしても約5万円IIJ mioが安いことになります。
しかし、ドコモだと初期費用はゼロ円ですが、IIJ mioだと約10万円必要です。

IIJ mioの特徴

  • 違約金は音声通話機能付きSIMカードのみ最初の1年間だけ存在します。(12ヵ月-利用開始月を0ヵ月とした利用月数)×1,000円(税抜)
  • ファミリーシェアプラン7GBにするとSIMカードを最大3枚まで増やせ7GBをシェアできる。もちろん家族でシェアもいいですし、個人でiPhoneとiPadにそれぞれSIMカードを使かうこともできます。
  • 短期間の通信規制ですが、ドコモだと「当日を含む直近3日間で1GB」というのがありますが、IIJ mioは高速時はなく低速時に「3日あたり366MB」があります。
  • 余ったデータ量は翌月まで繰り越せます。月の使用データ量が約3GBの人なら、4GBのプラントと2GBのプランを交互に利用すれば丁度よいです。

手続き方法

IIJ mio 音声通話機能付きSIM(みおふぉん)にするなら、ビックカメラで発売している「IIJmio音声通話パック for BIC SIM」がお得です。

SIMサイズやSMSと音声通話の有無などいろいろ種類があるので注意してください。
IIJ BIC SIM音声通話パック
IIJ BIC SIMウェルカムパック SMS非対応 ナノSIM
なぜかというとオリジナル特典として公衆無線LANサービス Wi2 300のアカウントが付いてくるからです。月380円のサービスがIIJ mioを使い続けるかぎり無料になります。これはうれしいですね。
http://wi2.co.jp/jp/300/

  1. BIC SIMパッケージを購入します。いろいろなタイプがあるので間違わないようにしましょう。(音声通話パックにはSIMカードは入っていませんので直ぐには運用開始できません)

    BIC SIMパッケージ

    BIC SIMパッケージ

  2. IIJmioのWebサイトでお申し込みをします。ここでSIMカードのサイズ(iPhone6はナノSIM)指定やMNPの登録、本人確認のための資料の写真提出などを行います。
  3. SIMカードが届くのを待つ。僕の場合は3日目に自宅に届きました。(使っているドコモSIMが使えなくなるのが1日間ありました)BIC SIM カウンターが近くにある方なら、窓口に行けば、即日で開通できるようです。

    IIJ mioからSIMが届く

    IIJ mioからSIMが届く

  4. iPhone6に届いたSIMカードを挿入します。

    IIJ mioのSIMはドコモ網

    IIJ mioのSIMはドコモ網

  5. iPhone6でSafariで構成ファイルをします。
  6. プロファイルの画面が表示されたらインストールボタンをクリックします。

    IIJ mio構成プロファイル


    IIJ mio構成プロファイル

  7. これで繋がるはずですがどうでしょうか?
  8. しばらくしてWi2 300を登録する。SIMカードが届いてから3日後に登録できました。

使ってみて

約1ヶ月使ってみました。電話も問題なく使えますし、品質も気にならないというか、iPhone5のときはG3回線だったので、それがLTEになりすごくよくなりました。
iPhoneアプリの「みおぽん」を使うと高速(最大200kbps)と低速(下り最大150Mbps、上り最大50Mbps)を直ぐに切り替えることができます。低速でもあるていど我慢できるスピードなので4Gの契約をしていますが、2Gのミニマムスタートプランでも大丈夫な気がしてきました。他の会社にはない短期間での通信規制がある理由がわかりました。

プランの変更(無料)はWebで手続きができ翌月からの摘要になるので、出張などで多く使用する月がわかっていれば節約して運用ができます。ミニマムスタートプランにすると約600円安くなるので2年で14,400円減なので、ドコモと比べると2年で約6.5万円の節約になりました。

長年愛用してきたドコモでしたが、散々裏切られた感が強く、いろいろな条件もそろい、解約するなら今しかないと思い、以前から気になっていたMVMOに変更しました。MVMO生活も1ヶ月経過しましたが、本当に良かったです。

ではまたヾ(^^へ)

こちらで購入できます

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