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JALとANAの機体工場見学をハシゴしてみた

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機体工場見学 JAL 1

こんにちは、ヒーニョンです。
半年前から予約していて待ちかねていたJALとANAの機体工場見学にいってきました。

JAL 機体工場見学

機体工場見学は羽田空港に隣接したとところにあります。
最寄りの駅は東京モノレールの「新整備場」です。快速は止まらないので注意しましょう。

新整備場駅の改札を出て地下通路を少し歩いて地上にでると、そこは目的地のJALメンテナンスセンター1です。
機体工場見学 JAL 2

少し引いた写真です。右側のファンスを覗くと、
機体工場見学 JAL 3

滑走路が見え、間近を飛行機が行き来してます。
機体工場見学 JAL 4

食事をする場所がないないのですが、ファミリーマートが1件あります。機体工場施設内では食べられないので、外のベンチで食べるしかありません。
機体工場見学 JAL 5

JALメンテナンスセンター1の入口です。どこから入って良いのか不安だったのですが、
機体工場見学 JAL 6

入口に案内があるので分かりやすかったです。
中に入れるのは、予約した時間の30分前からです。JALの機体工場見学は30分前に入れるように待機しまよう。理由は後述します。
機体工場見学 JAL 7

入口の警備さんに機体工場見学に来たことを伝えると、すぐ前の玄関から入るようにいわれました。
機体工場見学 JAL 8

玄関を入ると直ぐに、受付の方が歓迎してくれて、入館パスをもらって中へ進みます。
機体工場見学 JAL 9

エレベーターで上へあがると、そこには展示エリアが広がっています。見学する時間が約30分用意されているのですが、開始時間まで自由に見学できるので、早めに入館した方が良い理由です。
機体工場見学 JAL 10

とても広々としていて、じっくり見るには、早めに入館しても足りないくらいです。
機体工場見学 JAL 11

コックピットが身近にみれてテンションが上がります。
機体工場見学 JAL 12

まじまじと眺めていたら、案内の方から「座ってもいいですよ!」貴重な体験できました。
機体工場見学 JAL 13

少し広がったスペースでは記念撮影ができます。
機体工場見学 JAL 14

子供が優先なのですが、パイロット、キャビンアテンダントの制服を着て写真が撮れるのです。
機体工場見学 JAL 15

JALグループのキャビンアテンダントの歴代制服が一堂に見ることができます。これは男性にとってうれしいですね。
機体工場見学 JAL 16

僕はもちろん生まれてないのですが、1966年のビートルズの来日の映像は有名ですね。ハッピの実物を見ることができます。当時ファーストクラスに用意されていたハッピを着ていた理由が、スチュワーデスが日本人が喜ぶとジョン・レノンに薦めたら、良いアイデアと言い、他のメンバーにも薦めてくれたそうです。
機体工場見学 JAL 17

ファーストクラスの座席です。本皮で高級感がありすぎます。庶民には拝むことすらできないですね。
機体工場見学 JAL 18

ファーストクラスのひとつ下がクラスJです。このクラスのこと知らなかったです。
機体工場見学 JAL 19

クラスJの下がビジネスクラスです。これらな飛行機の前方に配置されているので、見たことがあります。
機体工場見学 JAL 20

実際に座ってリクライニングを体験することができました。これベットですね。エコノミーだと背もたれを倒すのも気を使ってできないのですが、ビジネスは後ろを気にする必要もなく快適ですね。
機体工場見学 JAL 21

機体工場見学の開始時間になるとスライドを使って航空教室がはじまります。知らないことばかりで勉強になりました。
他国の上空を通るのにお金を払っているそうです。もちろん日本上空を飛ぶ海外の飛行機は日本に8万円ほど払っているそうです。驚いたのが、アメリカは太っ腹で無料だそうです。
機体工場見学 JAL 22

航空教室が終わると、休憩時間が約30分ほどあり、この間に展示エリアを見学できます。
そして、いよいよメインイベントの格納庫見学です。
機体工場見学 JAL 23

格納庫の大空間に圧倒されるのですが、入ってすぐの広場に僕の身長より大きな模型が無造作に置かれています。
機体工場見学 JAL 24

よく見るとリモコンがあります。これラジコン飛行機で社員さんが作ったもので、実際に空を飛ぶそうです。すごすぎます。
機体工場見学 JAL 25

建物の奥行きは100mほどあります。飛行機の部品が取り外されていたり、足場が架けられていてワクワクします。
機体工場見学 JAL 26

飛行機が入ってくるゲートが開けられていたのですが、目の前は滑走路で大迫力です。
機体工場見学 JAL 27

いろいろな飛行機が並んでいてカッコイイです。
機体工場見学 JAL 28

飛行機に間近まで近寄ることができます。
機体工場見学 JAL 29

近くで見るほど、大きさをさらに感じます。
機体工場見学 JAL 30

これが一番有名なボーイング777です。全長が約70m、全幅が約60mです。
機体工場見学 JAL 31

格納庫の前はA滑走路というそうです。格納庫の扉は西に面しているので、昼を過ぎると逆光になり写真が撮りにくくなります。この写真は13時ごろなので太陽が見え始めています。外の写真を撮ること考えると午前中の見学が良いかと思います。
機体工場見学 JAL 32

扉の外に出ることは禁止されています。
機体工場見学 JAL 33

機体工場見学の参加記念として、ガイドブックと入館パスがもらえました。入館パスのストラップは携帯電話もぶら下げることができます。
機体工場見学 JAL 34

展示エリアの奥にはJALグッズショップがあり、休憩時間に購入することができます。社員さんも利用していてコンビニのように飲食物も売っていますが、館内では食べられません。
機体工場見学 JAL 35

企業Tシャツを集めているので、1つ購入しました。
機体工場見学 JAL 36

ANA 機体工場見学

ANAの機体工場見学はANAコンポーネントメンテナンスビルです。僕は間違えてANAエンジンメンテナンスビルに行ってしまい遠回りしてしまいました。真っすぐ行っても徒歩15分ほど掛かり、遠回りをすると30分も掛かるので注意してください。

JALメンテナンスセンター1の前の道路を進めば到着です。写真の向きとは逆の後方へ進むのですが、写真の奥を見ると管制塔が見えます。その奥に小さな管制塔もあります。羽田空港の新滑走路のD滑走路ができたときに、小さな管制塔では目視できないので、新しい管制塔ができたそうです。116mあり世界で3番目の高さです。
機体工場見学 JAL 37

少し歩くとオレンジ色のクルクル回っているレーダーが見えます。これが空を飛んでいる飛行機の位置を調べているそうです。これで関東全域を網羅するそうです。パイロットと通信するのが、奥に見える丸いテーブルの上に針がたくさん立っている設備です。
機体工場見学 ANA 1

道の途中で案内がないので不安になりますが、真っ直ぐに進むと上空に渡り廊下がある建物が見えます。はとバスが止まっている前が受付の入口です。
機体工場見学 ANA 2

ANA機体工場見学は事前に必要事項を書いた書類を用意する必要があります。受付で書類を渡すと、入館パスがもらえます。
機体工場見学 ANA 3

100名ほど入れそうな会議室でスライドを見ながら説明を受けます。
機体工場見学 ANA 4

会議室の内には、展示物が並べられています。
機体工場見学 ANA 5

デコレーション機体の模型が多く飾られていました。
機体工場見学 ANA 6

飛行機の説明にはよくでてくるピトー管です。
機体工場見学 ANA 7

会議室の隣には、体育館のような空間があって記念撮影ができます。
JALの展示エリアと比べると物足りない感じがします。ひと通り見て回るために受付は10分前までにしましょう。
機体工場見学 ANA 8

スライドの説明はJALとは内容は違うので、ハシゴしても十分に勉強になります。
新しくできたD滑走路ですが、多摩川の河口に位置していているので、半分が埋め立てではなく桟橋構造で作られています。川の流れをとめないように配慮しているそうです。
機体工場見学 ANA 9

説明が終われば、順番にヘルメットをもらって格納庫へ向かいます。
機体工場見学 ANA 10

格納庫の広さや雰囲気はJALと変わらないですね。
しかし、状況が違っていて楽しめます。次の写真をよく見ると、床の空きスペースが飛行機の形をしていますね。ここにスッポリと飛行機が収まるのです。
機体工場見学 ANA 11

ANAの格納庫も西に面しています。写真は15:00時なので逆光が厳しすぎます。
機体工場見学 ANA 12

床の赤い線にそって機体が真っ直ぐになるように止めるそうで、失敗したら何度でもやり直すそうです。
機体工場見学 ANA 13

飛行機に足場が掛かっています。残念ながら足場に登ることはできません。
機体工場見学 ANA 14

動いていないので、エンジンの間近までよることができます。ビデオで見たのですが、ジェットエンジンの後ろに車を置き、噴射すると、車は吹っ飛んでいくほどの威力です。
機体工場見学 ANA 15

ボーイング787のエンジンは後方がギザギザしているのが特徴です。これは、エンジン音の減少のためだそうです。けしてカッコイイからではないそうです。エンジンのロゴをみるとロールス・ロイス製なのです。
機体工場見学 ANA 16

離陸した飛行機、待機している飛行機、ドックに入っている飛行機、いろいろ楽しめます。
機体工場見学 ANA 17

むき出しの車輪とエンジンが置かれている珍しい光景です。
機体工場見学 ANA 18

車のタイヤと違って、飛行機のタイヤは、曲がらないので縦にしか溝がないのが特徴です。タイヤのメーカーはいろいろなところから購入しています。1社にしてしまうと、購入できなくなったときにリスクだからだそうです。
機体工場見学 ANA 19

エンジンむき出しです。ロケットの部品のようですね。
機体工場見学 ANA 20

羽田空港内は公道ではないので、一般的なナンバープレートは不要なのですが、特別なオレンジのナンバープレートがないと走ることはできないそうです。
機体工場見学 ANA 21

整備士の命ともいえる工具箱です。整然と並んでいます。一つひとつ名前が書かれていて、施錠されています。作業に入る前に中身を確認して、作業後に全てあるか再度確認するそうです。1つでも見つからない場合は、チームの連帯責任で全員で見つかるまで探すそうです。機内に置き忘れたら、場所によっては命にかかわる事故になりますから徹底しているそうです。
機体工場見学 ANA 22

格納庫見学が終わり、会場に戻るときの通路には、魚類学者のさかなクンが来られたときに書いてくれたイラストが飾られていました。絵が上手ですね。
機体工場見学 ANA 23

受付の脇にはセブンイレブンがあり、ANAグッズが変えます。残念ながらTシャツはなかったです。
機体工場見学 ANA 24

ANAの機体工場見学では、入館パスとガイドブック、ボールペンがもらえます。左下のステッカーはクイズに正解するともらえます。
機体工場見学 ANA 25

まとめ

機体工場見学は無料です。しかし予約が必須です。次のサイトでインターネット予約できます。

直近だと、ほぼ満員で予約できないです。5ヶ月先でなんとか選べます。(6ヶ月前から予約可能)工場は年中無休で24時間体制ですが、見学は土日祝はできません。難易度が高い工場見学になります。
格納庫内は冷暖房設備がないので外気温と同じです。夏場は暑いし、冬場は寒いので注意しましょう。

せっかく行くならハシゴして2社を見学したいですね。JALとANAの移動に15分かかるのを配慮して時間を選んでください。JALは30分前、ANAは10分前に入館するように調整しましょう。写真撮影を楽しみたいなら午前中の逆光の影響が少ない時間をオススメします。
JALの見学可能時間

  • 10:00~11:40
  • 11:30~13:10
  • 13:00~14:40
  • 14:30~16:10
  • 16:00~17:40

ANAの見学可能時間

  • 10:00〜11:30
  • 13:00〜14:30
  • 14:00〜15:30
  • 15:00〜16:30

食事は飲食店はないです。晴れていれば、コンビニで購入して、新整備場駅の地上出口にある外のベンチで食べることができます。

ではまたヾ(^^へ)

こちらで購入できます

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