こんにちは、ヒーニョンです。
この記事で紹介する書籍は『漫画 君たちはどう生きるか』です。
ジャンル | 哲学, 倫理学 |
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著者 | 吉野源三郎 (著), 羽賀翔一 (イラスト) |
評価 | |
読みやすさ | |
対象者 | 中学生以上 |
ページ数 | 320ページ |
必要性
子供のころ誰もが経験するような人間関係のトラブルを背景にして、主人公のコペル君(あだ名)が人間として立派に育っていく物語です。
この書籍は、タイトルから内容が想像できないのですが、自分のした行動を悔いたとき、どうすればよいかのヒントが書かれています。
ちょっとネタバレ
構成
- へんな経験
- 勇ましき友 前編
- 勇ましき友 後編
- ニュートンの林檎と粉ミルク
- 貧しき友
- ナポレオンと4人の少年
- 雪の日の出来事 前編
- 雪の日の出来事 後編
- 石段の思い出
- 凱旋
- 春の朝
物語の流れ
同じクラスで貧乏な家庭なうえイジメられている同級生に、コペル君はなにもできない。
そんな中、一人で立ち向かう勇敢な子。イジメを止めるが、逆に上級生からイジメのターゲットにされる。
上級生から勇敢な子を守るため、コペル君は友達同士で結束して対抗すると約束した。
しかし、コペル君は上級生に足がすくみ対抗できなかった。
友達とした約束を裏切ったことに悔いて立ち上がれなくなったコペル君。
そのとき一冊のノートをおじさんから受け取る。
おじさんのノート
深く考えらせられるのが「おじさんのノート」です。このノートはおじさんとコペル君の出会いから綴られたものです。
人間は病気や怪我をすると、痛みによって気付くので、治すことができる。
同じように、
人間は誤りをおかすと、苦しんで、もとのあるべき正しい姿に戻ろうとします。
これができるのは人間だけなのに、言い訳をして自分でそう認めないことの醜さ。
誤りを悔いることは、なにも進まず無意味です。男らしく認め前に進もう。
人間は、自分の行動は自分で決定できる。
人間は、誤りを犯すし、誤りから立ち直ることができる
『君たちはどう生きるか』
まとめ
僕は対人関係の失敗を多く経験しました。いつも自分は間違いないと思い、認めなかったのが人生においての汚点だったと気づかされました。
誤りを認めていないから、同じことを繰り返すし、立ち直ることができず、成長できないのでしょう。
若いうちに、読んで損はない本でした。
ではまたヾ(^^へ)
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