こんにちは、ヒーニョンです。
USBケーブルの接続で誰もが裏表を間違えたことがあると思います。なんで裏表のあるケーブルを開発してしまったのかと技術者を恨みたくなることもしばしばです。
技術者の言い訳
僕も技術者の端くれなので言い訳をさせてください。
昔のインターフェイスは、HDDがSCSI、通信がRS232C、キーボードがADBなど、複雑化していました、それを解決しようとして登場したのがUSB規格です。その功績でほとんどの周辺機器がUSB接続になり利便性が向上しました。
USB規格が流通しはじめた当時はパソコンと周辺機器の接続は固定のもので、頻繁に替えることは想定しておらず、実際の使用でも裏表が問題になることはありませんでした。しかし現代では抜き挿しが当然な充電ケーブルとしてまで使われるようになり問題となっています。
メーカーはUSB裏表問題に対応するため、リバーシブルのケーブルを販売していますが、価格が割高なため普及しません。時代が進みUSBにも裏表がないCタイプ規格が登場し、リバーシブルよりも復旧しつつあります。
Cタイプはまだ普及中で、現状は旧タイプのものが多く、購入済みの旧タイプの資産もあります。
厄介なのが、機器側、ケーブル側ともに裏表の方向に統一したルールがなく、メーカーが自由に作っています。
必然的に機器側のメスの向きを確認して、ケーブルのオスの向きを合わせて挿し込む必要があります。
僕は老眼なのでMiro USB端子は小さくて裏表が見えないのです。強引に挿し込んでみて刺さらなかったら逆向きです。でも往々にして最初の向きが合っていて、角度が悪くて刺さらなかっただけだったりします。
正直、こんなことに時間と労力を費やしたくないのです。
ケーブルの裏表問題に終止符
そこで考えたのがオス・メスに裏表の目印を付けることです。試してみてよかったのがカラーラベル(直径5mm)を貼る方法です。細いケーブルのプラグ部分に納まる大きさですし、剥がれずに頑張ってくれます。
僕は色には意味は持たせずに見やすさと気分で選んでいます。
カラーラベルを貼り付ける面は統一していれば、どちらでもよいです。
しかしUSBケーブル以外にも裏表があるケーブルは多くありますので、カラーラベルを貼るたびに、どちらの面に貼ったか過去のものを探して確認すのが面倒になります。
そこで、僕はオス側を見て細くなっている面にカラーラベルを貼るというルールで統一しています。
USBケーブルの目印
- スタンダーなUSB
外形は細くなっている部分がなく、出っ張りが片側にある形状なので、出っ張りを細くなっていると見てカラーラベルを貼っています。メス側は逆に出っ張りが無い方になります。
出っ張りが黒色だと分かりづらいですよね。やめて欲しい色です。
- Mini USB
Mini USBはわりと見やすい形状です。でもカラーラベルを貼っています。
- Micro USB
Micro USBはホントに見えないです。メス側も見えないので運だよりに挿し込んでいました。このカラーラベルの目印が最高に生きるケーブルです。
機器側にあるメス端子は、数が並んでいるので1個のカラーラベルで分かります。特に縦に並ぶと一個づつカラーラベルを貼るのは不可能です。
ディスプレイ系ケーブルの目印
ディスプレイのケーブルも抜き挿しをわりとするので目印を付けています。
- HDMI
- DisplayPort
- DVI
ディスプレイ側はケーブルを接続するときに、裏に回れればいいのですが、そんなスペースもないので、手探りで挿し込むことが多く、なかなか入らなくてイライラします。
目印をディスプレイの天端に貼れば、水平方向の位置と向きが分かるので便利です。
個人的には目印を付けて、これが一番便利だと感じています。
イヤホンの目印
イヤホンは裏表問題ではなく左右問題です。目印を付けているメーカーもありますが、見えにくいのでカラーラベルを貼っています。幸いカラーラベルにはいろいろな色があるのでデザインに合った色にするとよいです。
肝心の貼る方向は、左耳側に貼っています。理由は僕が左から付ける癖があるからです。
まとめ
時代が進めば、すべてのケーブルが裏表がないものになるのでしょうが、しばらくはカラーラベルを使って目印を付けてしのぎます。
よかったら真似してください。
ではまたヾ(^^へ)
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