PR

USB 3.0 スピードの恩恵を受けていますか?

この記事は約8分で読めます。

1USB3 0or2 0タイトル

こんにちは、ヒーニョンです。

最近発売される製品のほとんどがUSB3.0になってきました。しかし自宅にはUSB2.0の製品もたくさんあり混在しているのではないでしょうか?
USB3.0の恩恵を受けるには、パソコン、ケーブル、ストレージと全てがUSB3.0対応でなければ意味がありません。これが本当なのか実際に計測してみました。

USB3.0と2.0の規格値

USB2.0の転送速度は480Mbps
USB3.0の転送速度は5Gbps
※bpsはbit/秒、1G = 1024Mです。
規格値ではUSB3.0がUSB2.0に比べて約10倍の速度でデータを転送することが可能です。

計測パソコン

Mac mini (Late 2014) です。もちろんUSB3.0対応です。

USB3.0を見た目で判断する方法の一つに青色だったらUSB3.0というルールがあるのですが、Apple製品はデザイン優先で青色にしていません。
Mac miniは黒色です。
2Mac mini USB3 0黒色

そしてMacBook Airはなんと白色ですよ!確かに白の方がいいですね。
3MacBook Air USB3 0白色

計測ケーブル

  1. Mac mini USBポート直付け(USB3.0)
    このときのスピードが一番有利そうですね。
  2. ハブ(USB3.0)U3H-A401BBK

    この商品は青色ですね。(*^_^*)
    4ハブ USB3 0 U3H A401BBK

  3. ディスプレイ(USB3.0)EV2455BK

    最近のディスプレイにはUSBが付いていて便利ですね。
    5ディスプレイ USB3 0 EV2455BK

  4. 延長ケーブル(USB2.0)
    USB2.0のハブをもっているのですが、ハードディスクを接続すると動作しないのでUSB延長ケーブルで代用します。
    USB3.0は速度以外にも良い点があります。それはバスパワーの給電能力がUSB2.0の約1.8倍(最大900mA)あるのです。このことが影響してかUSB2.0ハブを使うのをあきらめました。
    用意したケーブルで唯一USB2.0です。遅くなるかな?
    6延長ケーブル USB2 0

計測ストレージ

  1. Mac mini (Late 2014) 内蔵SSD 513GB
    これはUSBの転送速度とは関係ないですが、ついでに計測してみます。
  2. ハードディスク(USB3.0)BUFFALO HDD 1TB HD-PCF1.0U3-BB/N
    外付けコンパクトハードディスクです。

  3. ハードディスク(USB3.0)LaCie HDD1TB LCH-RK1TU3S
    こちらもメーカー違いの外付けコンパクトハードディスクです。

  4. USBメモリー(USB3.0)Transcend 32GB

    こちらの商品もUSB3.0なので青色です。
    7USBメモリー USB3 0 Transcend 32GB

  5. USBメモリー(USB2.0)BUFFALO 4GB
    かなり古いので型番が不明です。
    8USBメモリー USB2 0 BUFFALO 4GB
  6. カードリーダー(USB3.0)MR3-C002BK

    SDカードなどをパソコンと繋ぐ機器です。
    9カードリーダー USB3 0 MR3 C002BK

    このカードリーダーにコンパクトフラッシュ(SanDisk Extreme CompactFlash 16GB)を入れます。60MB/sと表記してありますね。
    10コンパクトフラッシュSanDisk 16GB

  7. カードリーダ(USB2.0)BSCRA26U2
    11カードリーダー USB2 0 BSCRA26U2
    USB3.0のカードリーダーと同じコンパクトフラッシュで計測します。

計測アプリ

Macでストレージ速度を計測できる定番アプリ「Disk Speed Test Version2.2.2」を使用しました。

バージョン: 2.2.2
カテゴリ: ビデオ
価格: 無料 (記事作成時点)

計測結果(書き込み速度)

Write[MB/s]1.Mac mini直付け(USB3.0)2.ƒハブ(USB3.0)3.ƒディスプレイ(USB3.0)4.延長ケーブル(USB2.0)
1.Mac mini 内蔵SSD643.3
2.ハードディスク(USB3.0)97.9100.596.341.5
3.ハードディスク(USB3.0)55.653.854.938.5
4.USBメモリー(USB3.0)23.223.823.017.8
5.USBメモリー(USB2.0)2.73.53.14.7
6.カードリーダー(USB3.0)50.048.849.227.9
7.カードリーダ(USB2.0)14.714.114.114.3

USB2.0が入ると遅くなっているのが分かります。ただ規格値では約10倍違うのですが、実際には約2倍の違いであることが分かりました。また同じUSB3.0でもストレージの種類やメーカーでも大きく速度が違いますね。

計測結果(読み込み速度)

Read[MB/s]1.Mac mini直付け(USB3.0)2.ƒハブ(USB3.0)3.ƒディスプレイ(USB3.0)4.延長ケーブル(USB2.0)
1.Mac mini 内蔵SSD714.7
2.ハードディスク(USB3.0)112.4112.6112.441.5
3.ハードディスク(USB3.0)60.560.560.541.9
4.USBメモリー(USB3.0)82.482.482.541.5
5.USBメモリー(USB2.0)10.913.318.018.2
6.カードリーダー(USB3.0)66.266.365.839.3
7.カードリーダ(USB2.0)15.214.715.216.9

読み込みと書き込みの違いはあまりないですね。

まとめ

参考資料としてMac mini内蔵のSSDを計測しましたが高速なUSB3.0と比べても約7倍も違うのに驚きました。OSやアプリなどはSSDに保存したいですね。ちなみにSSDには寿命があって書き込める回数に限度があります。まぁ通常の使い方をしていたら、SSDの寿命よりハードの寿命が先に来る確率が高いので気にする必要はないですがね。

時代はどんどん進化しています。2013年にUSB3.1がすでに発表されています。そろそろ普及するかもしれませんね。

ではまたヾ(^^へ)

ケーブル関係について書いた記事です

Lightning
USB-C
Mini DisplayPort
その他

関連記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました