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EOS M6誕生!EOS Mシリーズ複雑すぎるので整理してみた

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EOSM6 18 150mm正面右上

こんにちは、ヒーニョンです。
EOS M6が4月上旬に発売予定となり、先日開催されたCP+2017で発売前に実機をさわることができましたので感じたことを書きたいと思います。

EOS Mシリーズのポジショニング

はじめにEOS Mシリーズ(ミラーレスカメラ)のナンバリングが分かりづらくなっています。発売された順に並べると

  1. EOS M(生産終了): 2012.9
  2. EOS M2(生産終了): 2013.12
  3. EOS M3: 2015.3
  4. EOS M10: 2015.11
  5. EOS M5: 2016.11
  6. EOS M6: 2017.4

最初は発売された順に番号が増えていったのですが、最近ではEOS Dシリーズのように数値が小さいほどプロ向けのようなナンバリングがされています。

EOS Mシリーズを3つの(アマチュア、ハイアマチュア、プロ)グループに分けると次のようなバージョンアップになっています。

  • アマチュア: M → M2 → M10
  • ハイアマチュア: M3 → M6
  • プロ: M5

価格とターゲットユーザーのポジショニングマップを書くと次のようになります。
価格は執筆時点のAmazon価格でボディのみです。M3とM6は幅があるのは、左端部がボディのみ、右端部がEVF付きにしています。
M6がまだ発売前なので割高なのがやもえないところ。M3がお得感があり、M5も発売から日が浅いので割高な感じもします。
EOSMシリーズポジショニングマップ

M5(プロ)とM6(ハイアマチュア)の違い

内部的なスペックはほぼ同じと考えてよいです。違いが操作性になります。以前の記事「EOS M3とM5の違いは?」で書いた操作に関する違いがM6にもあります。
M5にのみある機能は次の通りです。

  • タッチ&ドラッグAF機能
    NewImage
  • サブ電子ダイアル
    M6にもサブ電子ダイアルが付いたのですが、使いづらいと思いました。
    NewImage

M6(後継機)とM3(前任機)の違い

スペックが大きく異なります。
M6で向上したスペックを次の通りです。

  • 映像エンジン: DIGIC6 → 7
  • 動画: Full HD(29.97p/25.00p/23.98p) → Full HD(59.94p/50.00p)
  • フォーカス: ハイブリッド CMOS AF III 方式 → デュアルピクセル CMOS AF方式
  • ドライブ: 最高約4.2コマ/秒 → 最高約9.0コマ/秒
  • Bluetooth: なし → あり
  • バッテリー(撮影可能枚数): 約250枚 → 約295枚
  • 起動時間: 約1.6秒: 約1.0秒
  • 質量: 約366g → 約390g

操作性で大きな違いがM6にはサブ電子ダイアルがあることです。
M6 dial

M6をさわってみた

一見、ボディはM3と区別が付かない形状です。
右手側上部のボタンでM3より変わったのは、サブ電子ダイヤルが増えたことが大きいです。しかしサブ電子ダイヤルと露出補正ダイヤルが重なっているのは良いのですが、M3と同じく硬いのです。M5が回しやすいだけに残念です。
電源もM3はボタンだったのですが、M6はレバーになり分かりやすくなりました。M3は押しづらいし電源が入っているのかが分かりづらくてよく間違えて操作してしまいます。
EOSM6 18 150mm正面左上

液晶画面のチルドはM3と同じく上方向に約180°、下方向に約45°です。電子ビューファインダー(EVF)を付けると干渉してしまうのも改善されていません。
EOSM6 18 150mm背面

フラッシュはM3と同じように飛び出します。電子ビューファインダーが新しくなっています。
EOSM6 18 150mm正面左上フラッシュ

次の写真の左が新型のEVF-DC2、右が旧型のEVF-DC1です。サイズが小さくなってお洒落?になったのですが、90度可動しなくなったのが残念です。
EVF DC1 2比較側面

どちらの電子ビューファインダー(EVF)もM3、M6問わず付けることが可能なので自分に合ったものを選んだ方がよいです。実際にのぞいて比べてみた感想は新型のEVF-DC2の方が明るく見えますが、小さく見えます。視野率約100%は同じなので、液晶のサイズが小さいか、奥にあると思われます。個人的には旧型のEVF-DC1が好きです。
EVF DC1 2比較上面

M6はBluetooth対応になりました。そこで同時に発売されるアクセサリーがワイヤレスリモートコントローラーBR-E1です。小さくて質感も良くて欲しくなりましたが、僕のM3にはBluetoothが無いので使えません。M3の場合は赤外線のリモコンがあるのですが、カメラの正面からでないと操作できないのでレリーズ代わりにならないのが問題でした。しかしBluetooth対応のリモコンなのでカメラの背後からも操作できるのがポイントです。
BR E1

フォーカススピードはM3と比べると迷わなくなり速くなったと感じました。連写も9コマまで撮れると動く被写体は撮りやすいですね。
EOSM6 28mm背面

まとめ

僕がはじめてEOS Mを買うなら、どれを買うか考えると、新しい機能は魅力的なのですが、M6は価格が5万円なら購入しても良いかと思いますし、M5は価格が7万円なら購入してもよいと思います。だから今買うなら割安感があるM3ですね。でもM6の後継機が発売されたので生産終了になるのも近いかもしません。
あと2万円ほとかかりますが電子ビューファインダーは必須だと思います。
M10はアマチュア向けなので安くても買いませんね。
EOSM6 28mm正面

ではまたヾ(^^へ)

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