こんにちは、ヒーニョンです。
CanonショールームでEOS M6 Mark IIをじっくりとさわってきました。
タイミングの関係でEOS M200の実機はさわれなかったので、カタログスペックを見て比較しています。
EOS Mシリーズで初のMark II発売ということで、EOS M6が売れた証拠でもあります。どのように進化したのか見てきました。
キヤノン ミラーレスカメラの スペック比較
はじめにEOS Mシリーズ(ミラーレスカメラ)のナンバリングが分かりづらくなっています。発売された順に並べると
- EOS M(生産終了): 2012.9
- EOS M2(生産終了): 2013.12
- EOS M3(生産終了): 2015.3
- EOS M10(生産終了): 2015.11
- EOS M5: 2016.11
- EOS M6: 2017.4
- EOS M100: 2017.10
- EOS Kiss M: 2018.3
- EOS M6 Mark II: 2019.9
- EOS M200: 2019.10
僕がカメラを見るとき気にしている項目を2016年以降に発売されたモデルで比較してみました。
左ほどアマチュア向け、右ほどプロ向けに並べています。(操作ダイアルが多いほどプロ向けにしています。)
カメラ | M100 | M200 | Kiss M | M6 | M6 Mark II | M5 |
---|---|---|---|---|---|---|
Amazon 価格 (2019.11) |
39,363 | 59,378 | 60,650 | 53,585 (EVF付 73,385) |
126,500 (EVF付 146,300) |
66,734 |
映像 エンジン |
DIGIC7 | DIGIC8 | DIGIC8 | DIGIC7 | DIGIC8 | DIGIC7 |
有効 画素数 (万画素) |
2420 | 2410 | 2410 | 2420 | 3250 | 2420 |
連続撮影 速度 (コマ/秒) |
6.1 | 6.1 | 10 | 9 | 14 | 9 |
動画 (fps) |
FullHD/ 59.94 |
4K/ 23.98 |
4K/ 23.98 |
FullHD/ 59.94 |
4K/ 29.97 |
FullHD/ 59.94 |
露出補正 ダイヤル |
☓ | ☓ | ☓ | ○ | ☓ | ○ |
メイン ダイヤル |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
サブ ダイヤル |
☓ | ☓ | ☓ | △ | ○ | ○ |
コント ロール ホイール |
☓ | ☓ | ☓ | ○ | ○ | ○ |
タッチ& ドラッグ AF |
☓ | ☓ | ○ | ○ | ○ | ○ |
EVF | ☓ | ☓ | 内蔵 | 後付 | 後付 | 内蔵 |
フォー カス フレーム 小 |
☓ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
チルト 液晶 (度) |
上180 | 上180 | バリ アングル |
上180, 下45 |
上180, 下45 |
上85, 下180 |
起動時間 (秒) |
1.0 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 1.02 | 1.0 |
バッテリー パック |
LP-E12 | LP-E12 | LP-E12 | LP-E17 | LP-E17 | LP-E17 |
撮影可能 枚数 |
295枚 | 315枚 | 235枚 | 295枚 | 305枚 | 295枚 |
大きさ (mm) |
108.2x 67.1x 35.1 |
108.2x 67.1x 35.1 |
116.3x 88.1x 58.7 |
112x 68x 44.5 |
119.6x 70x 49.2 |
115.6x 89.2x 60.6 |
質量 (g) +はEVF |
302 | 299 | 390 | 390 +29 |
408 +29 |
427 |
キヤノン ミラーレスカメラのポジショニング
価格はM200とM6 Mark IIが発売間もなく、メーカーのキャッシュバックキャンペーン中でもあるので高くなっています。
M5が発売されたとき約12万でしたので、1年もたたないうちに10万円は切ると予想しています。
今、プロ向けを考えているならM5がお買い得になります。
M6 Mark IIは、操作スイッチ類からみるとミドルクラスのKiss Mより少し上のランクになります。
EOS M6 Mark II ハンズオン
はじめて手に持った感じは、M6と変わりなく感じます。グリップがあり掴み安いですし、重量は少し重くなっていますが気が付かないレベルです。
性能は映像エンジンDIGIC8になり、 目を見張るのが連続撮影速度で14枚はMシリーズでブッチギリの速度です。4K動画撮影にも対応しました。約30fpsあるので一般的な動画作成には使えます。ここが無印M6かMark2を選ぶかの決め手になると思います。
カラバリはブラックとシルバーの2色です。シルバーは上部と底面がシルバーになっています。
液晶モニターはTFT式カラー3.0型のタッチパネルです。
ハイアングル時の下方向は約45°です。手前に引いたまま上向きにすることも可能です。
上方向へは約180°なのでローアングル撮影や自撮りが可能ですが、外付け電子ビューファインダーを付けていると干渉します。バリアングルにして欲しかったところです。
操作ダイヤルは3つです。
- シャッターボタン周りのメインダイアル
- 右肩のサブダイヤル
- 液晶モニター横のコントロールホイール
ここで残念なことに気づくのですが、露出補正ダイヤルがなくなりました。
これはサブダイヤルがファンクションボタン付きになったので、ダイヤルの機能を簡単に変更できるためだと思われます。
個人的にはバージョンダウンだと感じます。簡単に切り替えられるとしても、ボタンを押す手間が発生するのでシャッターチャンスを逃すからです。といっても3つダイヤルがあればアマチュアカメラマンなら十分ですね。
左面にはリモコン端子があるので、タイマーレリーズをつけてタイムラプス撮影ができます。
右面にはデジタル端子があり、USB Tpye-Cに進化しました。いままではパソコンに繋いでデータをやり取りするのに使用していましたが、今回から充電もできるようになりました。
まとめ
僕はM5を所有しているのでM6 Mark IIは購入しません。もしミドルクラスのミラーレスカメラが欲しいとしたら、Kiss Mがいいですね。撮影時に細かな操作にもチャレンジしたいならM6がオススメです。
M6 Mark IIは価格が落ち着いてこないかぎり、連写速度に魅力を感じないと出せない金額です。
ではまたヾ(^^へ)
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