こんにちは、ヒーニョンです。
カブは全般的にローギア仕様なのですが、クロスカブは特にローギアなのです。運転して感じるのが、走り出しで1速からだと直ぐに2速に上げないといけないです。だから僕は2速発進で十分です。逆にエンジンブレーキで1速に入れてしまうと掛かり過ぎて危険です。だから1速は不要だなって思っています。
そして60km/hの安定走行では、4速でも回転数が高いのでエンジンの振動が大きく、長時間乗っていると疲れてしまいます。
いろいろと調べてみるとギア比を変えてハイギアにすることができるそうです。
開封の儀
ギア比を替えるのに一般的なのがスプロケットというチェーンを回している歯車の歯数を変えると良いそうです。
エンジン側(前輪側)のスプロケットは標準で14個の歯がついています。これを14丁といいます。この数を増やせばローギアからハイギアに変わります。そこで購入したのが「キタコ(KITACO) ドライブスプロケット 15T 420 モンキー等 530-1010215」です。
1丁多い15丁を購入しました。16丁という選択もあるのですが、僕は山を登ることが多いので、まずは15丁にしました。
取り付け
チェーンカバーの開け方は「クロスカブのチェーンを洗浄してみた」の記事を参考にしてください。
写真のようにボルトを外すとカバーが取れスプロケットが見えます。
14丁のスプロケットが2本のボルトで固定されています。
この2本のボルトが結構固く締まっています。軸が回転するので後ろタイヤが回らないように固定しながらボルトを緩めます。
ボルトを外すとワッシャーのような固定している金具が外せます。
左が外した金具です。右が購入した15丁スプロケットに付属していたものです。同じ形状です。
14丁スプロケットを手前に引いて外します。
これが外した14丁スプロケットです。歯の数を数えると確かに14です。
左が外した14丁スプロケットです。右が購入した15丁スプロケットです。少し大きいですね。
15丁スプロケットをチェーンに掛けて、入れようとしても入りません。(・_・、) チェーンを緩めないと無理です。緩めるには後輪側にある2本のボルトを緩めます。
そうすると簡単に入りました。ボルトをしっかりと締めます。
クロスカブのオーナーマニュアルによると、緩みの規定値は35〜45mmです。2本のボルトで規定値になるように調整します。
最後にカバーをして完成です。
実走行
発進時も1速で粘れるようになりましたし、1速のエンジンブレーキも少しやわらかくなりました。60km/h走行時の振動も和らぎました。いまのところ山道の激しい上り坂でも、なんとか昇ってくれます。
燃費
一番気になっていたのが燃費です。以前の記事「クロスカブ2000km走った燃費は?」で書いたときは14丁スプロケットでしたので比較します。
スプロケット | 14丁 | 15丁 |
平均燃費 | 60.97km/L | 59.31km/L |
計測時期 | 7,8月 | 9,10月 |
計測距離 | 2,000km | 1,000km |
ハイギアにすると回転数が低くなるので、燃費が伸びると想像していたのですが、結果は逆で悪くなりました。誤差レベルか乗り方の違いかもしれませんし、気温が低くなったので燃費が悪くなってきているのかもしれません。
まとめ
乗り心地はかなり良くなりました。全部で4速しかないカブなので、1速からギアを上げていきたいですよね! 燃費がすこし落ちたのが気になりますが、しばらくこの状態で燃費を計測していきます。
ではまたヾ(^^へ)
バイクを買ったら用意したい物について書いた記事です
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こちらで購入できます
キタコ(KITACO) ドライブスプロケット(15T/420サイズ) NSR50/モンキー(MONKEY)/グロム(GROM)等 530-1010215 |
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